[全日本ユース選手権]“親友対決”はG大阪GY谷晃生のゴールを破ったC大阪U-15鈴木冬一に軍配
ゲキサカ / 2015年12月28日 21時19分
[12.28 全日本ユース選手権決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]
ライバル意識は相当だ。「いつもあいつとは『勝負やぞ』って言っているんです」。試合前からお互いに繰り返していた発言。中学年代最後の対決は、前半18分にガンバ大阪ジュニアユースのGK谷晃生の守るゴールを破ったセレッソ大阪U-15のMF鈴木冬一(すずき・といち)に軍配が上がった。
これまで別々のチームで歩みを進めてきた2人だが、小学校時代にナショナルトレセンなどで出会って以来、親交を続けている。今では谷が鈴木の家に頻繁に遊びに行く仲にまでなった。そして今年の12月31日は、U-15日本代表仲間のDF瀬古歩夢と名古屋グランパスU15のMF菅原由勢とともに鈴木の家で一緒に過ごす予定なのだという。
互いに実力を認め合っているからこそのライバル関係。谷が「相手にすれば怖い存在ですし、逆に味方にすれば心強い存在」と話せば、鈴木も「味方にいたら失点がないくらい頼れる。晃生は日本一のGK」と返す。表彰式後に涙を流す谷に近寄った鈴木は、「ユース行っても頑張ろう」と声をかけてライバル関係の継続を誓い合った。
ただこの日の結果はお互いにとってあくまで通過点だ。C大阪伝統の背番号8を付けてプレーし、結果を残した鈴木は、「最初は10番がほしいと思ったが、柿谷(曜一朗)選手とか香川(真司)選手を見ているうちに、絶対8番が付けたいと思いました。特に今日の決勝は大きく感じました」とさらに責任感が増した様子。谷が「(セレッソの優勝を)目に焼き付けて、ユースでは倍返ししたい」と話すリベンジを真っ向から受けて立つ構えだ。
(取材・文 児玉幸洋)
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