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[新春特別インタビュー]「世界は甘くない」香川真司が抱く手応えと危機感、日本代表の現在地

ゲキサカ / 2016年1月1日 9時0分

 クラブでも、日本代表でも、監督が交代する激動の1年だった。恩師であるユルゲン・クロップが昨季限りでドルトムントを去り、トーマス・トゥヘル新監督の下、2015-16シーズンのスタートを切ったMF香川真司。日本代表でも、準々決勝敗退に終わったアジア杯後、ハビエル・アギーレ前監督が退任し、バヒド・ハリルホジッチ新監督が就任した。香川真司がクラブで感じる手応え、代表で覚える危機感とは――? 日本の背番号10が2015年を振り返り、2016年の展望を描く独占インタビュー。

―2015年はクラブでも日本代表でも監督交代という大きな変化があった1年でした。
「2015年を振り返ってみると、アジア杯から始まって、すごく悔しい思いをしましたが、自分の中では手応えも感じながらスタートを切れた1年でした。ブンデスリーガでは昨シーズンの後半戦からチームとして良くなってきている手応えがありましたし、そのフィーリングを持ったまま、今シーズン、新たな監督の下でスタートしました。毎日の練習からすごく意欲的に取り組めていますし、日々、考えながらトレーニングができています。それがしっかり結果にも表れているのかなと思っています」

―具体的にどのあたりに手応えを感じていますか?
「サッカーの考え方など、新しい監督とすごく共感できる部分があって、練習から得るものもたくさんあります。自分自身がしっかり目標を持って日々のトレーニングができているので、だからこそ良い結果が出たり、良いコンディションで試合に臨めたりしているのかなと思います」

―トゥヘル監督と共感する部分というのは?
「ポゼッション志向であることもそうですし、攻撃のところでどうやって崩すのかというアイデアをたくさん持っている監督です。トレーニングもすごく楽しいですし、自分自身、ポゼッション志向のスタイルが好きなので、毎日が刺激的で、楽しいですね」

―チームとして前半戦17試合で47ゴール。これは昨季の全34試合で記録した数字と同じです。香川選手、オーバメヤン選手、マルコ・ロイス選手、ムヒタリアン選手の攻撃陣4人は『ファンタスティック4』とも呼ばれていますね。
「すごくバランスが取れていると思いますね。みんなが自分の役割を把握してプレーできていますし、クオリティーの高い選手が周りを尊重しながら、周りを生かして自分も生きるという意識を共有できています。それは昨シーズンよりも強く感じますね」

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