2日続けての個人レッスン…手倉森監督「プレーが遅い」、DF三竿「自分は足が長いので…」
ゲキサカ / 2016年1月11日 7時15分
2日続けての個人指導となった。全体練習終了後、手倉森誠監督によるDF三竿健斗(東京V)のマンツーマン指導が始まる。三竿は指揮官の言葉に耳を傾け、その教えを必死に吸収しようと取り組んでいた。
15年12月30日、手倉森監督はリオ五輪アジア最終予選に臨むメンバー23名の内、残り2名を発表。MF豊川雄太(岡山)とともに選出を果たしたのが三竿だった。手倉森ジャパンでの公式戦出場経験のない19歳は、「自分が選ばれるとは本当に思っていなかったので、言葉が出ないという感じでした」とメンバー入りを伝えられた際の心境を明かしていた。
自分が選ばれるとは思っていなかった――。しかし、代表戦士の一員となったことで、「日の丸を背負うのは非常に責任感が生まれるので、常に責任のある行動をしてピッチ内外で自分のできることをすべて出し切りたいと思います」と決意を表した。
開催国カタールでの合宿を進める中、「チームにもだいぶ馴染んできています」と手応えを口にする一方で、9日と10日の練習後には手倉森監督から個人指導を受けている。指導の内容を三竿は「自分は足が長いので、ステップや歩幅が大きい分、プレーを途中で変えるのが難しかったり、足の振りが大きくなって相手にプレーを読まれやすくなるので、足のステップワークを教わりました」と説明。
そして、手倉森監督は「プレーが遅いと分かって選んではいるんですけどね(笑)」と前置きをしつつも、「そういう部分を高めていきたいし、長い大会期間中に若い選手は伸びる可能性があります」と19歳の伸びしろに大きな期待を寄せている。
2日連続の個人レッスンとなったものの、「毎日新しい課題を発見できて、それを毎日改善していることで充実感があります」と前向きに捉える三竿は、「自分が試合に出る機会があれば持ち味を出しつつ、チームのためにプレーしたい」と来たる出場機会に向けて日々進化を続ける。
(取材・文 折戸岳彦)
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