[選手権]相手キーマンを封殺し続けた自信…東福岡DF林「1点も取られていない」
ゲキサカ / 2016年1月11日 23時13分
[1.11 全国高校選手権決勝 東福岡高 5-0 國學院久我山高 埼玉]
夏のインターハイに続いて、冬の選手権でも決勝のピッチに立った東福岡高。右サイドバックのDF林雄都(3年)は、先発として大舞台に臨んだ。「インターハイは大会の入りが悪くて……」と回想する夏の苦い思い出。林は、2回戦、準々決勝では先発として出場したが、3回戦、準決勝ではDF福重達也(3年)が先発すると、市立船橋高との決勝では福重にスタメンの座を譲った。そして迎えた選手権、「その経験があったから、選手権はいい入りができた」林は、全試合フル出場で、チームの“夏冬連覇”に貢献した。
「リトリートするところはして、狭いスペースでも(ボールを)取る」と試合に入った東福岡は、素早い攻守の切り替えで人数を懸けてボールホルダーに襲いかかった。右サイドバックの林は、國學院久我山高(東京A)の中盤の左に入った対面のFW小林和樹(3年)に仕事をさせず、小林は前半43分でピッチを後にした。「今大会は自分がマッチアップする選手はキーマンが多くて。でも、そういう選手に1点も取られていないので、自信はついていきました」。c星稜高のMF阿部雅志(3年)、市立船橋のMF工藤友暉(3年)ら相手チームの攻撃の中心を担う選手に仕事をさせなかったことで、林は大会を進めるごとに手応えを強めていった。
「優勝は嬉しいですけど、自分たちの高校サッカーが終わったなという感じです」。喜びと同時に、寂しさも覚えているという背番号2は、「プロになれたら」と来春から近畿大学へと活躍の場を移す。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 奥山典幸)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
第103回選手権は決勝動員記録を更新!! 前橋育英vs流経大柏に5万8347人集結
ゲキサカ / 2025年1月14日 21時20分
-
[NEW BALANCE CUP]1年後の全国制覇へ。東山の新リーダー、CB上山泰智は主体性を高めてチームを強くする
ゲキサカ / 2025年1月5日 20時55分
-
出場校チーム紹介:帝京高(東京B)
ゲキサカ / 2025年1月3日 14時33分
-
“唯一の3年生”MF森隼人が決勝PK弾!! 16年前に1-7完敗、西が丘で“リベンジ”遂げた松山北が初の全国16強「信じられない」
ゲキサカ / 2025年1月1日 14時40分
-
都大会決勝と被った“小論文テスト” 頭から離れず…スマホで知った結果、恩返しはまだ途中
FOOTBALL ZONE / 2025年1月1日 11時10分
ランキング
-
137歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
-
2大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
3大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
-
4「太田と若林がケンカしてます!」 箱根駅伝の11日前、青学大の食堂で2人が譲れなかった男性の存在【前編】
THE ANSWER / 2025年1月15日 6時43分
-
5大谷翔平は「原動力になったかわからない」 MVPに“物言い”…157億円男に米賛否
Full-Count / 2025年1月14日 10時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください