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柏のU-23代表DF山中、骨折のDF室屋を気遣う「ともに戦ってきた仲間なので…」

ゲキサカ / 2016年2月14日 20時29分

柏のU-23代表DF山中、骨折のDF室屋を気遣う「ともに戦ってきた仲間なので…」

[2.14 PSM 千葉3-0柏 フクアリ]

 柏レイソルに所属するU-23日本代表DF山中亮輔がFC東京のキャンプで左足首を骨折したと報じられた同代表のチームメイトDF室屋成を気遣った。

 室屋が骨折したという報道を見て、すぐに「骨折って本当?」と連絡を入れたという山中。「そんなに成と長く話したわけではないですけど」と前置きしながらも、「早く治して欲しいという思いは伝えました」と言う。

 1月に行われたリオデジャネイロ五輪最終予選(AFC U-23選手権)で五輪切符を勝ち取るだけでなく、アジア制覇を遂げたU-23日本代表。大会後に室屋は明治大サッカー部を退部し、FC東京入りを決断するも、キャンプ初日でまさかの骨折という憂き目にあってしまった。

 山中は戦友を思いやり、「ともに戦ってきた仲間なので本当に早い回復を願っていますし、また一緒にプレーできることを願ってます。一緒にプレーするためには自分はレイソルで頑張らないといけないですし、アイツもFC東京で頑張ってほしいなと思っています」と険しい表情を浮かべた。

 この日の千葉戦、山中はベンチスタートで後半から途中出場。本職のSBではなく、SHの位置へ入ってプレーした。0-1でスタートした後半に巻き返しを図ったが、チームは最後までゴールネットを揺らすことはできず。後半にも2失点を喫しての0-3敗戦となった。

 試合を振り返った山中は「セットプレーから失点してしまい難しい試合になった」と言い、「まだ探り探りな状況ですけど、サイドの選手は張って、スペースを広く使おうという感じだと思うので。そういったところを体現しようと思って試合には入りました。なかなかボールもつながらなくて、発展途上だなと感じました」と話す。

 U-23日本代表の一員である山中だが、昨季のJ1では11試合の出場に留まった。8月にはリオ五輪が控えている今季へ向けては「まずはスタートから出るつもりで行かないといけないし、本当にこれからアピールしていかないといけない。今日の試合もそうですけど、試合に出た時にはもっとたくさんのチャンスに絡んでいかないといけないとは思っています」と誓う。

「五輪の代表に選ばれるためには所属チームでの定位置というのが選考基準になってくると思うので、本当にそこを意識してやっていかないといけない」

 ともにアジア王者となった仲間たちと、再びプレーするために。山中はまずは柏での定位置奪取を目指す。

(取材・文 片岡涼)●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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