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“下克上”果たして世界へ!「NIKE MOST WANTED」関西セレクションを8選手が突破!

ゲキサカ / 2016年2月28日 19時38分

“下克上”果たして世界へ!「NIKE MOST WANTED」関西セレクションを8選手が突破!

 世界で戦える若きフットボールプレイヤーを発掘するスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」の「関西セレクション」が28日午後、J-GREEN堺(大阪府堺市)で開催され、GK佐藤由維斗(久御山高)、DF堀江亮介(近大附高)、DF水口豪(中京大中京高)、MF八田陸斗(久御山高)、MF持井響太(滝川二高)、MF高田流星(大阪偕星学園高→大阪商業大)、MF久門功瑠(尚志高)、そしてFW西村光明(履正社高)の8選手が3月12日と13日に開催される「ジャパンファイナル」進出を決めた。

 約6か月間のエリートトレーニングや欧州プロのスカウトを受ける機会を得られる「NIKE ACADEMY」入りを懸けた「NIKE MOST WANTED」の“日本代表”2枠を争う国内セレクションは、すでに「ファーストチャンス」(15年12月)と「関東セレクション」(16年2月)が終了。合格者計15名とナイキスカウトによってスカウトされた「シード選手」が国内最終選考会の「ジャパンファイナル」進出を決めている。「ジャパンファイナル」の勝者2名が“日本代表”として16年4月にフランス・パリで開催される予定の「グローバルファイナル」に出場。世界各国のセレクションを突破した才能たちと実力を争い、認められた選手たちが「NIKE ACADEMY」への参加権利を獲得する。

 有名、無名関係のない実力勝負のセレクション。この日、欧州プロの夢を持つ高校生、大学生選手たち72名が「関西セレクション」に参加し、8対8や1本30分間の11対11などで次のステージへの切符を争った。全国高校総体の大会優秀選手であるFW築山隼(久御山高)や全国高校総体8強の履正社高FW西村、全国高校選手権16強である中京大中京高の司令塔・辻星哉、水口ら、プレミアリーグやプリンスリーグ勢、全国上位のチームからも多数の実力者が参加。選考を担当したスペイン人のイヴァンコーチが「関東も関西も(参加者たちが)全力でやってくれたけれども、前回(関東)以上に競争心のある選手が多かったのではないかと思いました」という熱き戦いでそれぞれがアピールした。

 イヴァンコーチが「きょうの中ではトッププレーヤーだった」と賞賛した久御山の10番MF八田が「(チームが楽しむスタイルであり)ボクが楽しむことによって回りも一緒に楽しめたりできたらいいと思っている。(きょうは)誰よりも楽しくやったっていう自信はあります」と抜群のテクニックで存在感を放てば、先輩MF木下稜介に続く滝川二からのジャパンファイナル突破を目指すMF持井が「(中高の先輩である木下から)特長のある選手が世界へ行けると言われていた。木下さんもドリブルかなりやっていたと聞いたので、自分も真似してやろうと思っていました。自分の良さのドリブルをいつもどおりやったらできると思っていた。緩急つけてドリブルできていました」と持ち味のドリブルスキルの高さと得点力を発揮する。また、11対11では辻のボールさばきと右足キック、MF阿部哲也(芦屋学園高)のダイナミックな動き、そしてMF平野大喜(東邦高)や高田のサイドを切り裂くスピード、MF岡本北斗(松陰高)のキープ力とボール奪取、GK佐藤のハイボールなどでの安定感などそれぞれが武器を発揮した。

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