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“下克上”果たして世界へ!「NIKE MOST WANTED」関西セレクションを8選手が突破!

ゲキサカ / 2016年2月28日 19時38分

 そいて八田と持井、抜群の跳躍力など高い身体能力を発揮していた左SB水口、そして築山と西村らが同チームとなったセットは、八田が右足ミドルを突き刺すなど相手を圧倒的に攻め立てたが、対戦チームも押し込まれる中で絶妙なインターセプトを繰り返していたCB堀江中心に守ると、MF久門のキープ力と気の利いたパスなどで攻め返し、FW平谷成矢(センアーノ神戸U-18)やFW節政亮人(芦屋学園高)が抜け出しからゴールを襲うなど諦めずに対抗した。

 世界への強い意志、同世代の実力者たち相手の力試し……それぞれが「NIKE MOST WANTED」への懸ける思いを表現。「ジャパンファイナル」進出選手を決める選考は「関東セレクション」の約4倍もの時間を費やすほど難航した。結果、自分のポジションの役割をよく理解しながら強い思いと個性を発揮した佐藤、堀江、水口、八田、持井、高田、久門、西村の8名が「関西セレクション」勝者となった。

「ジャパンファイナル」では全国大会優勝歴を持つ名門校や、プレミアリーグを戦ったチームなどのエース、昨年、全国決勝のピッチを経験した選手たち、高校トップクラスの守護神など約25名の「シード選手」が出場する予定。「関西セレクション」を突破した8人は「ジャパンファイナル」で一次選考免除の「シード選手」を上回って“下克上”を果たし、世界切符を勝ち取る意気込みだ。八田は「久御山の選手は足下上手いと言われるんですけれども、その中でも誰にもドリブルでは負けたくないというところがあります。(将来は)個人の努力次第でどうにかなるところもあるので、選手権出ようが出まいが関係なくこれからどんどん努力していく。(ジャパンファイナルは)楽しみですね。どんな選手とやれるんか楽しみ」と語り、高校2年生の持井は「ここから這い上がっていこうと。(ジャパンファイナルは)3年生が多くなってフィジカルとか体格も変わってきて、劣るところもあると思うんですけど、ドリブルとか緩急つけたり、俊敏性とかは自信持っているので、そこで勝負して絶対に受かりたいと思います」と気合十分。昨年、「関西セレクション」から“日本代表”になったMF渡辺柊斗(東海学園高→東海学園大)の再現を狙う。

 3月12日午前に開催される予定の「ラストチャンス」を勝ち抜いた選手たちを加えた約50~60名が、3月12日と13日に開催される「ジャパンファイナル」に挑戦する。昨年は「ジャパンファイナル」を突破したMF渡邊凌磨(前橋育英高)が「グローバルファイナル」でも群を抜くスキルを発揮して勝者となり、「NIKE ACADEMY」への参加権利を獲得(参加辞退し、インゴルシュタットU-23へ加入)。今年、“日本代表”として世界と対峙し、その実力と可能性で世界を驚かせるのは「誰だ」。

[写真]ジャパンファイナル進出を決めた選手たち(堀江はチーム事情によって写真撮影会を欠席)。左から持井、西村、高田、久門、佐藤、八田、水口

(取材・文 吉田太郎)

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