【JFA・キリン スマイルフィールド コーチインタビュー】小倉隆史「サッカー関係者として応援したい」
ゲキサカ / 2016年3月13日 19時27分
日本サッカー協会とキリンが東日本大震災からの復興応援として活動している「JFA・キリン スマイルフィールド」。子どもたちにサッカーを通じて笑顔になってもらいたいという想いから、岩手・宮城・福島の3県の小学校を対象にサッカー教室を各地で開催している。
東日本大震災から5年経ったいま、「JFA・キリン スマイルフィールド」でコーチを勤める元日本代表の名手たちに、復興への想いを聞くシリーズ企画。2回目は今季より名古屋グランパスで指揮を執る、小倉隆史GM兼監督に話を聞く。
「キリンサッカーフィールド」と「JFA・キリン スマイルフィールド」への参加
震災時に発揮されたサッカー界のスピード
――小倉さんは全国で展開された小学生向けサッカー教室「キリンサッカーフィールド」にも参加されています。参加を決めたきっかけは?
「きっかけはお話を頂いたので。そこはもうすぐに喜んでという形でお受けしました。参加して思ったことは、子どもはどこに行っても非常に素直ですし、サッカーボールを蹴ったら非常に楽しそうな顔をしてくれる。サッカーをまたやりたい、もっとやりたいだとか、そういう雰囲気づくりを目指しながらやらせてもらいました。本当に子どもは素直ですね、色んな部分で。自分自身も楽しくやらせてもらいました。いい思い出です」
――そして、震災を機にサッカーを通じて復興応援を目指す「JFA・キリン スマイルフィールド」がはじまりました。サッカー界の対応の早さが示せたと思います。
「日本のサッカー界。日本だけじゃないですよね、世界のサッカー界はあの未曾有の大震災に対しての反応が早かったと思うんです。メッセージも世界各国から頂きましたし。そういったところはサッカー仲間として誇らしかったですね。改めて自然の恐ろしさというか怖さっていうのも感じました。命の大切さを分かっていたつもりですけど改めて感じさせられたというか、考えさせられたというか、感じたところは大きかったです」
――震災を経験した子たちっていうのは何か違いとかってありましたか。
「僕たちが行かせて頂ける学校というのは非日常のところだったと思うんですよね。非日常のところでは、先生方や親御さんのご苦労がある。親御さんが亡くなっている子もいたとは思うんです。でもその非日常がキリンスマイルフィールドが来たということで、何か違いを感じてくれたらいいと思っていた。特に子どもたちはサッカーボールがあったりだとか、何か違うことがあったら楽しそうに来てくれたので。それが僕たちにとってはありがたかったですね」
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