「NIKE MOST WANTED」ジャパンファイナルは尚志MF高梨起生と履正社FW西村光明が勝者に!!
ゲキサカ / 2016年3月13日 17時13分
「NIKE MOST WANTED」“日本代表”はMF高梨起生(尚志高→流通経済大)とFW西村光明(履正社高→鹿屋体育大)に決定!! 世界で戦える若きフットボールプレイヤーを発掘するスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」の「ジャパンファイナル」最終日が13日に横浜市の横浜みなとみらいスポーツパークで行われ、東北の強豪・尚志の10番・高梨と昨年の全国高校総体8強・履正社の大型アタッカー・西村が勝者となり、4月末に開催される「グローバルファイナル」(フランス・パリで開催予定)へ進出することが決まった。
約6か月間のエリートトレーニングや欧州プロのスカウトを受ける機会を得られる「NIKE ACADEMY」(イングランド)への参加を懸け、世界各国のセレクションを勝ち抜いてきた才能たちと戦う日本人選手2名が決定。長谷川祥之氏(鹿島アントラーズ強化部スカウト)、村山哲也氏(サンフレッチェ広島強化部スカウト)、山田暢久氏(浦和レッズ強化部スカウト)、櫛山匠氏(東京23FC U23チーム監督)とともに選考を担当したスペイン人コーチのイヴァン氏は高梨について「自分を犠牲にしてしっかりとチームのために献身的にやっていたし、中盤をしっかりと作れていた。ボールを持った時のチーム、スペースコントロールも高いものを持っていると思います。判断のところも難しいチョイスをすることもあれば、それだけじゃなくて簡単なプレーをする、その判断も評価している。彼の場合は攻撃だけでなく、守備のところも良かった」、また西村については「ボールを持った時に特に活きるプレーヤー。ゴール前の判断も素晴らしい。1対1で相手DFを抜き、相手のDFのバランスも崩していた。フィジカル、シュートのところも高く評価している」と2人の選出理由を説明した。
勝者となった高梨は「難しい場面もいっぱいあったけれど、自分の特長も出して楽しかった。外国でプレーしたいのはあった。チャンスだと思っていた」と語り、履正社の先輩FW瀧本高志(現日本体育大)に続いて“日本代表”となった西村は「一昨日(瀧本と)LINEをして『頑張って受かって来い』と言われました。受かって良かった(微笑)。ボールを失わないところだったり、相手の嫌なプレーをしたところが他の選手を上回っていたのかなと思う」と微笑んだ。彼らは“日本代表”として世界と戦うことへの思いを強めていた。
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