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「NIKE MOST WANTED」ジャパンファイナルは尚志MF高梨起生と履正社FW西村光明が勝者に!!

ゲキサカ / 2016年3月13日 17時13分

 40分1本で行われたファイナルゲームは6分、Bチームが先制する。Bは左サイドで八田と押尾のコンビがボール奪取。すぐさま前線の栗田へボールを入れると、栗田が快足を活かしたドリブルで一気にDFを振り切り、そのまま右足シュートを叩き込む。Aも西村がカットインから右足を振りぬいたほか、村上とのワンツーから和田が左足で狙う。13分には和田の右アーリークロスに岩木が決定的な形で走りこんだが、シュートは枠を外れた。逆にBは17分、左サイドでインターセプトした波田野がDFの逆を突いて中央へドリブル。そして右中間でフリーの渡辺へパスを通すと、渡辺が右足シュートをねじ込んだ。Bは19分にも渡辺の右CKを水口が頭でゴールへ突き刺して3-0とする。

 Bはここで押尾と川元に代えて岡とMF高田流星(大阪偕星学園高)を投入。Aも22分に和田と櫻井に代えて柳原隆二(尚志高)とGK矢田貝をピッチへ送り出した(その後、和田は岡村と代わって再出場)。そのAは最終ラインで粂田が高さを発揮するなど追加点を阻止し、攻撃面でも中盤でのパスなど存在感放つ高梨を中心とした攻撃でビッグチャンスをつくるが、寺尾の好セーブや林のタックル、宮川のカバーリングなど堅いBを崩せずに無得点に終わってしまう。逆にBは終盤、抜群のスピードで存在感を発揮した栗田の突破から高田と岡が決めて5-0で快勝した。

 左サイドで高い技術を発揮するなどパフォーマンスの良かった波田野や優れたセービング力やコーチングを見せていたGK寺尾、右サイドで抜群の運動量を発揮していた岡村らもスカウト陣から高い評価を得ていた模様。だが中盤で高いキープ力を発揮しながらもスペースを突く動きや献身的な守備を続けていた高梨と、1次選考の関西ラウンドから通じてそのダイナミックな突破でインパクトを残し続けていた西村が勝者として告げられた。

 非常に過密だった2日間のスケジュールでライバルたちを上回る実力、ポテンシャルを発揮した高梨と西村。高梨は世界と戦う意気込みについて「ドリブルとパスが世界で通用するのか試したい。(将来)必ずプロになると決めている。しっかりとアピールできたらいい。自分のプレーを見せられれば楽しくできると思う」と口にし、西村は「しっかり結果出せるように、精一杯チャレンジしたい。将来プロになりたい。なかなかチャンスはないので、こういうチャンスをものにしたい」と誓った。昨年は“日本代表”として「グローバルファイナル」に出場したMF渡邊凌磨(前橋育英高出身、現インゴルシュタットUー23)が抜群のスキルと判断力を武器に勝者6人のうちのひとりとなり、「NIKE ACADEMY」への参加権を獲得(その後「NIKE ACADEMY」参加を辞退、インゴルシュタットU-23へ加入)。今年も“日本代表”の2人が世界で輝きを放つか、注目だ。

[写真]ジャパンファイナルの勝者となった西村(左)と高梨

(取材・文 吉田太郎)

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