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22歳は若くない…川崎F原川「ここでポジションを奪えば、さらなる高みが見える」

ゲキサカ / 2016年4月15日 17時53分

――ポジションを奪うために、どういうプレーを見せていきたいですか。
「ボランチにもパスで組み立てる選手、ドリブルで持ち運べる選手などさまざまなタイプがいます。僕はドンドン前に行ける部分やドリブル、シュートで違いを見せていかないといけないと感じています。より結果が大事になると思うので、数字の部分はこだわっていきたいですね」

――開幕戦では出場機会に恵まれませんでした。
「川崎は他のチームとテンポが違うので慣れるのにしんどい部分もありましたが、プレーしていて馴染んできた感覚はあります。焦りが生まれて不安になることもあるし、危機感もあったけど、そこまでトントンとうまくいくとも思ってないので、少しずつ前に進むだけです。出場機会を与えられたときに何ができるかが大事だと思うので、自分の特長を試合で出せるように、焦り過ぎずに自分をコントロールしながら、ホンマにやり続けるしかないと思っています」

“あのゴール”での満足感はない
90分間で何ができるかが大事

――1月に行われたAFC U-23選手権では見事に優勝を果たし、リオ五輪出場権も獲得しました。
「個人的にもアジアの大会でベスト8を越えたことがなかったので、そこを乗り越えたこと、そしてチャンピオンになれたことは、僕にとってもチームにとっても一つの自信になりました。ただアジアチャンピオンの看板を背負うことで周りの目も厳しくなるでしょうから、川崎でのプレーが重要になるし、さらに成長しないといけません」

――手倉森ジャパン発足当初から、「アジアチャンピオンになる」とずっと話していましたが、あそこまで劇的な展開で優勝できると思っていましたか。
「初戦に勝てたことで吹っ切れた部分があったので、北朝鮮戦の勝利が一番大きかった。個人的に試合に勝つイメージをしていましたが、どこかで負けたらどうしようという不安な自分もいたので。そういう中でも初戦を勝てたからこそ、トントンと行けたのかなと感じます。ただ、あの展開は予想できなかったですね」

――準決勝イラク戦では後半アディショナルタイムに原川選手が決勝ゴールを奪い、リオ五輪出場が決まりました。
「正直、点を取るイメージは試合前にあまりなかったし、何かが懸かった試合の中で点を取る経験はなかなかできないので、本当にうれしかったですね。ただ、自分のプレーが90分間良くて、あのゴールを取っていたら少しは満足感があったでしょうが、90分間何もできない中で奪った1点でした。ボランチは90分間で何ができるかだと思うし、90分間のプレーが良くなくて1点取ればいいという考えはあまり好きではありません。自分としてはボランチの仕事をパーフェクトにこなしたかった」

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