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22歳は若くない…川崎F原川「ここでポジションを奪えば、さらなる高みが見える」

ゲキサカ / 2016年4月15日 17時53分

――日本に帰って来てからの反響もあったと思います。
「日本に帰って来て、あのゴールのことをよく言われますが、僕自身はあまり成し遂げたものの大きさが入ってきません。自分のゴールでリオ五輪が決まったという感覚もないですし。自分で決めたゴールなので、もちろんそれを五輪につなげていかないといけませんが、霜田(正浩技術委員長)さんも「成功は一瞬で忘れるのが美しい」というようなことを言っていたので、そのとおりだと思うし、次に向けてやっていかないといけないと思っています」

――準備段階で結果を残せなかったことで、周囲から厳しい評価を受けてきた代表でした。
「(手倉森誠)監督も言っていましたが、本番で結果を残せばいいというスタンスでしたし、そこは選手たちも理解しながら、皆が『絶対に勝つ』という気持ちを持てたのも大きかった」

――予選の間、「一体感」という言葉を何度も聞きました。
「ホンマに選手同士の仲が良かったですし、選手が皆、監督の信頼に応えたいという気持ちが強かったと思います。ターンオーバーを採用する中でも、監督は起用の意図を一つひとつしっかりと伝えてくれたので、たとえベンチスタートでも受け入れられたし、試合に出たときには『やってやろう』という気持ちになれた。選手と監督にそういう関係があったし、チームとスタッフも良い関係を築けたと思います」

――今履いているスパイクはリオ五輪出場を決めたゴールを奪ったハイパーヴェノムです。履き心地はいかがでしょうか。
「僕はくるぶし周りから足先まで包まれているスパイクが好きなんですが、このスパイクは足首周りがホールドされているので、すごくプレーしやすいですね。抱擁感があって履いている感じが伝わるので、トラップのときに一番良さを感じます。僕は白色が似合わないので、今履いているゴールドのような派手なものの方がありがたいですね」

――新しいチームでスタートを切り、夏にはリオ五輪が控えています。
「もっとうまくなるために川崎に来たからには、プレーの幅を広げて自分の特長を磨いていきたい。川崎でポジションを奪うことができれば、もっと高いところが見えてくると思っています。もちろん五輪には出場したいですが、まずはここでポジションを勝ち取らなければ何も始まらないし、前に進まないので、多少時間がかかろうとも必ずその壁を打ち破りたいと思います」

(取材・文 折戸岳彦)
●リオデジャネイロ五輪特集

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