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[ガバナーカップ兵庫]「自分たちでも出来るんだぞというところを証明したい」兵庫県選抜U-18がライプツィヒU-18撃破

ゲキサカ / 2016年3月25日 17時12分

[ガバナーカップ兵庫]「自分たちでも出来るんだぞというところを証明したい」兵庫県選抜U-18がライプツィヒU-18撃破

[3.24 ガバナーカップ兵庫2016 兵庫県選抜U-18 2-0 ライプツィヒU-18 三木総合防災公園陸上]

 U-18年代のクラブチームなどによる国際交流大会「ガバナーカップ兵庫2016」は24日に大会初日を行い、兵庫県選抜U-18とライプツィヒU-18(ドイツ)が対戦。前後半に1点ずつ奪った兵庫県選抜U-18が勝利した。兵庫県選抜は26日にヴィッセル神戸U-18、27日にはホッフェンハイムU-18と対戦する。

 初めて海外勢と対峙する選手も多かった兵庫県選抜だったが、MF岡田優大(県立西宮高)が「試合前から県トレのムードメーカーのDF原拓海(神戸弘陵高)が皆を盛り上げてくれて、活気が出ていた」ことが奏功し、好スタートを切った。前半4分には右サイドに開いて受けたFW新角友規(市立尼崎高)からMF持井響太(滝川二高)へとパスを繋ぎ、最後はMF高原歩夢(報徳学園高)がゴールに迫ったが、GKに阻まれCKに。以降も、「例年よりも所属チームがバラバラだけど、皆がしゃべれるので一つにまとまっている」と持井が口にするように、選抜チームとは思えないほど息の合った連係で見せ場を作ると、9分にはサイド攻撃から右CKを獲得。MF藤崎啓之介(県立西宮高)が上げたクロスをファーの岡田が頭で合わせて先制に成功した。

「キッカーがいつも県立西宮でやっている仲間なので、ファーに蹴るのが分かっていた」と岡田が話す県立西宮コンビの活躍によって攻撃に弾みがつくと、今度は「監督から『色んな人が見にきているから、兵庫の代表として自分の良い所を出して来い』と言われていたので、観客を沸かせたいと思っていた」という持井が見せ場を作る。15分にはPA右で見せた高原のヒールパスからゴール前中央でシュート。22分にも岡田のポストプレーからミドルシュートを狙ったが、追加点を奪えない。

 対して、守備陣も「プレスをかける所をかけない所を決めていた。どこに来るかを読んでいて、誰がどう見るかも試合の最初から分かっていた。狙い通りでした」と小林大樹監督(御影高)が振り返ったように、中央を崩しに来たライプツィヒの迫力ある攻めに対し、DF澤田亘輝(三田学園高)とDF駒田昂希(センアーノ神戸ユース)のCBコンビを中心にグループでの守りとチャレンジ&カバーを徹底し、決定機を与えない。

 1点リードで迎えた後半も兵庫県選抜の時間は続く。2分には入ったばかりのMF山田新汰(三田学園高)が見せた左からの仕掛けは相手に阻まれたが、右サイドで拾って中へクロスを送り、持井が頭で合わせる。8分には自陣右から高原が左前方にロングフィードを展開。相手DFが競ったこぼれ球が左サイドの藤崎に渡ると、カットインからゴールを狙う。だが、これはGKの足に防がれた。

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