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[ガバナーカップ兵庫]「自分たちでも出来るんだぞというところを証明したい」兵庫県選抜U-18がライプツィヒU-18撃破

ゲキサカ / 2016年3月25日 17時12分

 残り時間わずかとなってからは「ドイツ人はそんなにスタミナがないと分かっていたので、最後は(足が)落ちてくると思っていた」(持井)との読み通り、運動量が落ちたライプツィヒを後目に、兵庫は動きの質で圧倒する。37分には中央左寄りで途中出場のMF平沼陸(市立西宮高)がインターセプトに成功すると、素早く前方にスルーパス。PA左でボールを受けた持井が「パスを貰った瞬間から誰にも出さずに、自分で行ってやろうと思っていた」とドリブルで中に切れ込んで、豪快な一撃を突き刺し、2-0でタイムアップを迎えた。

 2006年に国体少年男子の対象がU-18年代からU-16年代へと移行したため、U-18年代まで選抜の活動を継続するチームが減っていく中、兵庫県は10年経った今でも表立った活動を続けている。全国大会がない中、この大会は「上を目指している子らばかりなので、この大会は大学やJの関係者に見てもらう絶好の機会。大人になってからも県で一緒にやっていたという経験は活きてくる」(小林監督)という舞台。「兵庫県に光を与えようと皆でやっている」と小林監督が続けるように、選手たちは意欲に満ちている。

 主将を務める谷後滉人(神戸弘陵高)も「兵庫は優勝したことがないので、自分たちの代で狙っていきたいし、『兵庫はヴィッセル』って感じがあるけど、自分たちでも出来るんだぞというところを証明したい。僕たちの中にはヴィッセルに入りたくても入れない選手がたくさんいるので、入らなくても出来るんだぞというのを見せたい」。兵庫県の強さと自分たちをアピールするために、虎視眈々と優勝を狙っている。

[写真]2点目を決めたMF持井響太(滝川二高、右から2人目)をチームメイトが祝福

(取材・文 森田将義)

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