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プレミアリーグ開幕直前!東福岡・森重監督「プレミアリーグがあったからこそ」全国2冠チームが身につけた守備意識

ゲキサカ / 2016年4月6日 12時49分

―13年には流経大柏高がチャンピオンシップを獲得しました。高体連のチームが狙えない舞台ではない、と。
「Jでなくても高体連でもそういうところが狙えるという意地というか、プライドもあります。でも、本当に厳しいリーグですから。流経大柏さんがチャンピオンシップを獲った時はウチも『この試合勝っていれば』という惜しいところまでは行けていましたからね(最終結果は2位)。ただ、簡単ではないですよ。そのとき、そのチーム、そのコンディション。そういったものがうまくいったときに狙えないことはないとは思っています」

―高体連の代表としてJクラブユースに負けられない部分もあると思います。
「ボクらはそこに負けないようなサッカーをやっているし、やろうとしている。高体連でもこれだけのチームがある。J下部にも負けない、指導者もそうだし、ハード面もそうだし、サッカーの質もというところをウチはアピールしたいですね。高体連にはメンタルの部分が鍛えられる選手権というのもあるので、総合的に学んで次のカテゴリーに送り出すことができているんじゃないかなと思っています」

―プレミアで戦いたいと入学してくる選手も増えているのでは?
「個人的な意見で言うと、もっと浸透してほしいですね。ホームゲームで中学生かな、小学生かなという子も見に来てくれるけれど、子供たちにはまだこのリーグで戦いたいという気持ちは少ないのかなと思います。同じ埼玉スタジアムでチャンピオンシップが1万2000人なのに対して、選手権では5万4000人という観客が埋まるのを見ると、まだまだ知れ渡っていないのかなと思います。サッカーのレベルという意味では高校サッカー選手権よりも上でしょう。また、年間を通しての戦いになると、途中ケガする選手もいる。次、誰だという意味で選手層も厚くしていかなければいけないし、我々はプロではないので、チームをつくり上げても一年後にはなくなってしまう。その繰り返しの中でまず目標としては降格しないこと。このリーグでサッカーを経験することは非常に大きいと思います」

―昨年は優勝したガンバ大阪ユースに2勝して2位。改めて今季の目標については?
「昨年はガンバに2勝した一方でセレッソとトリニータに2敗しています。選手権予選のあとで難しさもありましたが、ここでトリニータに勝ったらというところで勝てなかったり、最後の大一番で勝てなかったのは、昨年のチームの力だったのかなと思います。(優勝ではなく)まず目標としては降格しない。プレミアは絶対維持ですね」

(取材・文 吉田太郎)

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