[プレミアリーグWEST]昨年越えへ、宮本新監督率いる王者・G大阪ユースが大津に快勝
ゲキサカ / 2016年4月11日 10時26分
大津も右サイドのSB佐藤和高(3年)から再三ゴール前にボールが入るが、G大阪はCB足立丈英(2年)やCB上岡朋樹(3年)が空中戦、1対1で強さを発揮。またGK渡辺健太(3年)が好守を見せるなど1点を与えずに完封勝利した。1学年上の世代はU-19日本代表SB初瀬亮やMF市丸瑞希を擁して中学3冠を達成した“黄金世代”。主力の大半が卒業して不安もある中で掴んだ白星は選手たちの自信にもなったはずだ。食野は「自分たちは(昨年)ベンチ入りの人数も少ないし、先発を経験した選手も少ない。不安もみんなあったし、勝てるかなという話もあった。でも、勝ち切れたことで大きな自信になったし、次に向けてもいい準備ができる」。
G大阪はクラブのレジェンドから指導を受ける毎日。選手たちにはこれまでにはなかった細かい気づきがあるという。CB足立は「ここまでしないといけないんだと。コーチングもここまで言わないといけないのかとか、ビルドアップの時もここまで開いていいんだというのもありますし、常に頭動かして相手の状況を見て、予測してやらないといけない。試合が終わった頃は疲れてしまいます」と笑う。経験豊富な指揮官は「ゴールを目指したサッカーをしたいと思いますし、相手にボールを握られたところは全員で相手のボールを奪うという泥臭さも必要だと思っています。自分たちの時間帯、相手の時間帯がある中でそれを敏感に感じながらサッカーをしていく。大人のサッカーをしていけるようにしたい」と選手たちに期待する。「(宮本監督の)顔に泥を塗れない」と選手たちも新たなモチベーションを持ってひとつになって戦っている新シーズン。王者・G大阪は個人、チームとして成長を遂げて、昨年の成績を上回る。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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