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[プレミアリーグEAST]FC東京U-18が流経大柏に逆転勝ち!荒天、相手のパワーに飲まれず今季初白星

ゲキサカ / 2016年4月18日 11時50分

[プレミアリーグEAST]FC東京U-18が流経大柏に逆転勝ち!荒天、相手のパワーに飲まれず今季初白星

[4.17 高円宮杯プレミアリーグEAST第2節 流通経済大柏高 1-2 FC東京U-18 流通経済大柏高G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは17日、第2節2日目の4試合を行い、千葉県柏市の流通経済大柏高グラウンドでは13年日本一の流通経済大柏高(千葉)と初Vを狙うFC東京U-18(東京)が激突。FC東京が2-1で逆転勝ちして今季初白星をマークした。

 強風吹き荒れる荒天の中で行われた強豪対決は4分、立ち上がりからプッシュしていたホーム・流経大柏がスコアを動かす。PAでルーズボールの処理をしようとしたFC東京DFの前に勢い良く飛び込んだFW加藤千尋(3年)がPKを獲得。これをFW中村翼(3年)が右足で決めて先制したが、FC東京は直後の7分、CB坂口祥尉(2年)の右FKを中央に走りこんだMF内田宅哉(3年)が頭で合わせてあっという間に同点に追いついた。

 前半は互いにファウルの数が多くて試合のテンポが上がらず、またクリアなどの長いボールが増えて落ち着かない試合展開となった。その中で流経大柏は前線の中村と加藤、MF河西守生(3年)、SB高橋海翔(3年)の右サイドが連動した動きで攻撃をスピードアップ。また左サイドからも10番MF本田憲弥(3年)が絡んだ崩しを狙う。だがクロスこそ入っていたものの、本田裕一郎監督が「シュートが打てない。焦ってバタバタした」と首を振り、MF本田も「厚みがそんななかったから、単調になってそれしかないという攻撃になった」と振り返ったように、攻撃が単発となって連続した攻撃をすることができない。一方、FC東京は最終ラインまで降りてくるMF伊藤純也(3年)を起点にポゼッションする時間を少しずつ増やし、サイドから連動した崩し。32分に抜けだしたFW半谷陽介(3年)の右足シュートが流経大柏CB松浦駿平(3年)にゴールライン上でクリアされてしまうなど勝ち越すことはできなかったが、ハイサイドから仕掛け、前半だけで5本獲得したCKなどセットプレーでもゴールを目指した。

 後半、FC東京は16分に投入されたFW鈴木郁也(3年)が前線でポイントとなり、いい形でサイド攻撃。再三右サイドを駆け上がってくるSB岡庭愁人(2年)からのラストパスがゴール前に入る。一方の流経大柏も24分に交代出場FW古谷三国(3年)の左クロスに河西が飛び込んだが、わずかに合わず。そして迎えた28分、FC東京はビッグプレーをゴールに結びつける。右サイドでボールを受けた岡庭が対峙したDFの股間へボールを通すドリブルでサイドを攻略。そして「今年は新人戦から途中から出ることが多くて、監督も一枚目の交代の枠として期待して使ってくれていた。最近、練習試合を含めて点がなかったので、きょうはどんな形であってもゴール決めたいと思っていた」という鈴木がゴール前のスペースを逃さずに突き、岡庭のマイナスの折り返しを左足ダイレクトでゴールへ押し込んだ。

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