[昌平×NB]“埼玉絶対王者”を目指す昌平高に旋風の予感…プリンスリーグの経験が武器に
ゲキサカ / 2016年4月25日 7時10分
今季の昌平高は、“埼玉絶対王者”を目指している。2月に行われた埼玉県新人戦、昌平は順当な勝ち上がりを見せると、全4試合を完封勝利で飾る圧勝劇を見せて、2年ぶり2回目の頂点に立った。昌平の監督に就任して節目の10年目を迎える藤島崇之監督は「この前の選手権に出た時のチームよりも間違いなくいい」と十分な手ごたえを感じている。
2年前の冬の全国選手権で昌平高は全国デビューを飾った。結果は1回戦敗退だったが、FW野村祐一朗(現新潟医療福祉大)ら個の能力に勝った3年生が、プリンスリーグ関東昇格という置き土産をして卒業していった。しかしレギュラー陣の多くが抜けた新チームは上位リーグで苦戦を強いられることになる。結果は2勝1分15敗で最下位。1年で県リーグに降格となった。
ただ、昌平にとしてはプラスの要素もあった。1、2年生が中心となって大会を進めた結果、経験という武器を手にしたのだ。特に攻撃陣はそのままのメンバーが新チームの攻撃陣になっている。「自分たちのスタンスを大きく変えずに、格上相手にリスクを恐れないサッカーを経験できたことは大きい。そういう部分で去年の経験が活きるベースはあると思う」。藤島監督が話すように、Jリーグの下部組織と対戦出来た経験は、昌平イレブンの何よりの財産になっている。
意識改革も行っている。昌平は170cmに満たない小柄な選手が多く在籍している。その分、俊敏性や技術面で優れる選手が多くいるが、やはり全国相手のサッカーを見据えるチームとしてはフィジカルは大事な要素となってくる。そこで昌平は、昨年冬の県予選で敗れてから週2~3日、ウエイトトレーニングを取り入れて、筋力強化に努めてきた。野中博臣フィジカルコーチは「新人戦ではフィジカル負けしなかった」と成果に目を見張る。フィジカルトレーニングが苦手だったというMF針谷岳晃(3年)も、「負けなくなった」と手ごたえを話した。
そんな昌平高イレブンを足元から支えるのが、ニューバランス社が提供するスパイク『VISARO(ビザロ)』だ。ニューバランス社はランニング部門で日本指折りのメーカー。そのノウハウを存分に生かしたスパイク『VISARO(ビザロ)』は、90分戦って違いが分かるスパイクに仕上がっている。多くのスパイクで強調されるフィット感はもちろんのこと、大きな特徴としてあるのが、足裏のソール部分の構造。生体工学、生態力学に基づいて日本人に合わせたスタッドポジションを実現し、抜群の安定感と耐久性を生み出している。
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