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地域に根ざした新たな取り組みもスタート 2シーズン目を迎えた「明治安田生命Jリーグ」

ゲキサカ / 2016年5月4日 11時0分

地域に根ざした新たな取り組みもスタート 2シーズン目を迎えた「明治安田生命Jリーグ」

 2015シーズンよりJリーグのタイトルパートナーを務める明治安田生命保険相互会社が、Jリーグや各クラブとのパートナーシップをさらに強化している。2015シーズンは、「全員がサポーター」を合言葉に、全国各地のスタジアムに従業員や地域の顧客などのべ約13万人が足を運び、地元クラブを応援。Jリーグや各クラブの全面協力を得て開催した小学生向けのサッカー教室も年間200回を数え、約1万7000人の子供たちとその保護者が参加した。

「地域に根ざしたスポーツクラブを核として、豊かなスポーツ文化を醸成する」というJリーグの考えと、全国47都道府県すべてに営業拠点を備え、各地域で保険商品・サービスを提供する明治安田生命の「地域社会への貢献」という理念の間に相通じる部分があるとして、まずは2014年にJリーグとトップパートナー契約、J3リーグタイトルパートナー契約を締結。2015年からJ1・J2・J3リーグの「Jリーグタイトルパートナー」契約を結び、今シーズンで4年契約の2年目を迎えた。

 明治安田生命は、Jリーグだけでなく、Jリーグ所属の全クラブともスポンサー契約を締結している。営業企画部 営業企画グループの西山英之氏は「実際にJリーグとの取り組みを始めてみると、地域単位での取り組みは各クラブが独自のやり方で主導していることが分かりました。地元のホームタウンで実際に活動しているクラブと関係を密にしていかないと、本当の意味での地域貢献は難しいのではないかと考えるようになったんです」と話す。現在では全国78支社等において、J1、J2、J3所属の全53クラブ、近隣にJクラブがない場合はJFLあるいは地域リーグ所属のクラブとスポンサー契約を締結。徐々に地域の“色”やクラブごとの特色も出始めているという。

「例えば、静岡県はもともとサッカーが非常に盛んな地域で、すでに小学生向けのサッカー教室はさまざまな形で行われていました。であれば、当社は社会人向けのフットサル大会を開催するなど、それぞれの地域の皆さんにより喜んでいただくための方策を考えることが大事になります。その地域に最もマッチしたメニューを柔軟に盛り込めるように、各地域で工夫を凝らす中で、徐々に地域色も出てきたと感じています」

 さまざまな取り組みを通じ、Jリーグをともに盛り上げていこうという社内の機運は高まり、一体感も増している。これまでサッカーといえば「日本代表の試合をテレビで見る」程度だった従業員も、実際にスタジアムに足を運び、ライブで試合を楽しむことによって、よりサッカーの魅力にハマり、今ではすっかり熱烈なファンになった人もいるという。

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