「万全の準備をした」今季初先発の鹿島DF伊東、守備に手応え
ゲキサカ / 2016年4月30日 18時48分
[4.30 J1第1ステージ第9節 大宮0-0鹿島 NACK]
守備を最優先に考えた。鹿島アントラーズのDF伊東幸敏が今季リーグ戦初出場初先発。DF山本脩斗の負傷に伴い、DF西大伍が左サイドバックに回り、伊東が右サイドバックに入った。
マッチアップするMF泉澤仁のプレーは入念に研究していた。「泉澤選手に対してどう守るか。試合に出ることが決まってから、それをずっと考えていた。スカウティングの人にドリブル特集の映像もつくってもらって、自分なりに万全の準備をした」。ドリブラーである泉澤の特長を頭に入れ、粘り強く対応。1対1ではほとんど負けなかった。
「パーフェクトではないけど、それなりに抑えられたと思う。スタッフの方にも協力してもらったので、感謝したい」。後半26分には泉澤がベンチに下がり、ブラジル人のMFマテウスが対面の位置に入った。今季リーグ戦はここまで2分しか出場していないマテウス。データはあまりなかったが、個人的にそのプレーは頭に入っていたという。
20日に行われたナビスコ杯の神戸対大宮戦に先発し、先制点をアシストしていたのがマテウスだった。「たまたまスカパーで見ていて、マテウス選手が相手の右サイドバックをぶっちぎってアシストしていた。縦に速いという特長は分かっていた」。選手交代にも慌てることなく、最後まで高い集中力を保った。
「今日の試合は攻撃より守備で頭がいっぱいだった。守備で貢献できればと思っていた」。最低限の役割はこなせたとの自負があるが、攻撃面では課題も残った。何度かオーバーラップを見せ、後半21分にはMF小笠原満男のスルーパスに反応。右サイドをえぐってゴール前に折り返したが、直接、相手GKにキャッチされた。
「攻撃では決定的なところでラストの精度が低かった。そこを突き詰めないと、試合に出られるレベルにはならない」。守備では手応えもつかんだが、鹿島でレギュラーを務めるにはまだまだ物足りないことは伊東自身がだれよりも痛感している。「自分はまだまだできる」。リオ五輪世代でもある22歳の挑戦は続く。
(取材・文 西山紘平)
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