1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[JFAプレミアカップ2016]「大会を通じて成長」した清水ジュニアユースが18年ぶりV!

ゲキサカ / 2016年5月6日 7時43分

[JFAプレミアカップ2016]「大会を通じて成長」した清水ジュニアユースが18年ぶりV!

[5.5 JFAプレミアカップ2016決勝 清水ジュニアユース 2-1 鹿島ジュニアユース J-GREEN堺]

 春のU-15年代日本一を争うJFAプレミアカップ2016は5日に決勝戦を行い、清水エスパルスジュニアユース(東海2/静岡)と鹿島アントラーズジュニアユース(関東/茨城)が対戦。1-1で迎えた延長後半9分にFW青島太一が決めた決勝点によって清水が2-1で勝利し、18年ぶり2回目の日本一に輝いた。

 清水と鹿島は昨年、12月に行われた高円宮杯全日本ユース(U-15)選手権の2回戦でも対戦。岩下潤監督が「思うようにPAまで持ち込めなかった」と振り返ったように、当時の清水は攻撃で見せ場を作れず、前後半を無得点で終えるとPK戦で涙を飲んだ。リベンジを狙ったこの日も決して立ち上がりは良好とは言えず、先に仕掛けたのは鹿島。前半4分に後方から縦にクサビを入れると、180cmのFW玉木麗音が競ったこぼれを2列目が拾って、左のDF塙啓太へ。中に入れ直した所をFW栗俣翔一が狙ったが、シュートは枠を捕えることができない。

 以降も、鹿島は自陣から玉木を目掛けて、ロングボールを展開したが、「いつも頭に当てるだけで、ロングボールに対する反応が良くない」(岩下監督)という清水DFがこの日は奮闘。東海林泰地と西島隆斗のCBコンビが競り勝ちながら、こぼれ球も中盤がきっちり拾って、相手に攻撃する隙を与えない。鹿島の勢いに耐えると、2度目のチャンスは清水の下へ。9分に相手エリア中央でボールを受けたMF五十嵐海斗から右サイドに繋ぐと、オーバーラップしたDF林航輝がゴール前にクロスを展開。フリーで反応したFW山崎稜介が頭で合わせて、先制点を奪った。

 清水は以降も後方でのボール回しによって、リズムを掴んだが、「サイドに相手の守備陣が多いのに、何とか縦に行こうとしすぎていた」(岩下監督)と効果的な攻撃が出来ず。21分にはハーフウェーライン中央でボールを奪った東海林から左サイドに展開し、受けたMF丸山優太朗がカットインからゴールを狙ったが、シュートはわずかに枠の右。追加点が奪えないまま、前半を終えた。

 後半の立ち上がりも、主導権は鹿島。積極的に攻撃参加した右サイドのDF大山晟那を起点にサイドを崩して同点のチャンスを伺うと、後半1分にはさっそくPA右外でFKを獲得。ゴール前に上げたクロスから、玉木がヘディング弾を狙ったが、枠を捕えることができない。鹿島は14分にも右CKを獲得。大山のキックはDFに弾かれてしまったが、クリアボールをMF谷口翔太郎が高い位置でインターセプトし、すかさず傍のMF関口颯乃へ。ダイレクトで狙ったミドルシュートがゴールネットに吸い込まれ、試合は振り出しに戻った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください