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[総体]「全国常連、そして静岡を席巻する存在に」高い志持つ新鋭、浜松開誠館が初Vへ王手!!

ゲキサカ / 2016年5月29日 23時24分

 浜松開誠館の今泉は「なかなか取れなくて厳しい試合だった」と振り返る。PK戦では3人目の須貝のシュートが左ポストを叩いて追い込まれた。だが、5人目、決めれば勝利の決まる静岡城北は好守を見せていたCB鈴木の左足シュートがゴール右外へ外れてしまう。そして7人目、浜松開誠館の坂東が決めたのに対し、静岡城北は交代出場で流れを引き寄せていたMF吉田匠臣(3年)のシュートが枠を外れて決着がついた。諦めずに勝利した浜松開誠館の今泉は「(先に外しても)負ける気がしなかった。勝ち切るのは自分たちの強み。勝ててよかった」と胸を張った。

 浜松開誠館はこの日、会場を訪れた清水DF松原后が2年時の新人戦で県初制覇。その松原も「今年行くしか無いんじゃないですか」と期待するチームが歴史を塗り替えるか。悲願の全国へ。須貝は「練習でやってきたことをやるだけ。まずは全国出て開誠館のサッカーを見せたい。そして全国で勝ちたいです」と意気込み、今泉は「謙虚に、雑草魂で行きたい」と力を込めた。浜松開誠館中が04年の全国中学校大会で優勝するなど結果を残して注目を集め、05年に高校のサッカー部が創部してから12年目。高い志を持つ新鋭が決勝で名門・静岡学園高の壁を乗り越えて全国の舞台に立つ。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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