[クラブユース選手権(U-18)]東京Vユースが浦和ユースに完封勝利で全国行き!! MF大久保ミドルでリベンジ成功
ゲキサカ / 2016年5月30日 7時15分
[5.29 第40回クラブユース選手権(U-18)関東・決勝T2回戦 東京Vユース1-0浦和ユース ヴェルディG]
第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会決勝トーナメントの2回戦2日目が29日に各地で行われた。関東の全国大会出場枠は11チーム。東京ヴェルディユースは浦和レッズユースに1-0で勝利し、8強入りを果たすとともに全国切符を手に入れた。敗れた浦和は6月4日に行われる下位トーナメントで全国行きへ望みをつなぐべく、鹿島アントラーズユースと戦う。
全国行きをかけた一戦は互いのストロングポイントを全面に押し出し、真っ向からぶつかりあう好ゲームとなった。東京Vユースは4-4-2システムを採用し、丁寧につないではゴールを目指した。4-5-1システムの浦和ユースは、コンパクトな中盤から縦へスピードに乗ったシンプルな攻撃で相手ゴールへ迫った。
この日の東京Vでは、すでにトップチームでJデビューしているMF渡辺皓太(3年)がボランチで先発。平日の練習ではトップへ帯同している渡辺にとって、5月7日のプリンスリーグ・山梨学院高戦以来、約3週間ぶりのユースでの出場となった。
開始6分には、DF3枚を引き連れた渡辺が中央からドリブルで持ち込み、右サイドへ展開。FW栗畑玲偉(1年)の折り返しからFW中根玄暉(3年)がシュートを打つも、クロスバー上へ外れる。直後の7分には攻め上がったDF小幡祐稀(3年)のパスから右へ開いたMF藤本寛也(2年)が中へ折り返し、粟畑がシュートを打つもGK山田晃士(3年)に止められた。
試合後に藤吉信次監督が「どこが空いているか、相手を見ながらやろうと話していた。それがすごく出来ていた。選手たちがよくやってくれました」と称えたように、その後も東京Vは中盤を経由しながら広くボールを動かしては、ここぞの場面で前へ仕掛けて、ゴールを脅かした。
対する浦和は立ち上がりこそ相手に支配権を取られたが、果敢なプレスでボールを奪い、縦への攻撃を繰り返すなかで、徐々にリズムをつかみ始める。前半18分には相手のミスを突き、中央からのカウンター。FW時里元樹(3年)のドリブルから左サイドへ開いたFW川上エドオジョン智慧(3年)へつなぎ、折り返しに味方が飛び込むも、相手DFにクリアされる。
前半25分にはドリブルで縦へ仕掛けた川上が倒され、ゴール正面でFKを獲得。時里が直接狙ったボールは枠を捉えるも、GK佐藤久弥(3年)の好セーブに阻まれた。前半を0-0で折り返す。
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