[クラブユース選手権(U-18)]東京Vユースが浦和ユースに完封勝利で全国行き!! MF大久保ミドルでリベンジ成功
ゲキサカ / 2016年5月30日 7時15分
後半に入っても互角な戦いは続く。後半8分には浦和に決定機。敵陣内での素早いリスタートから、右サイドのMF高山大智(3年)がファーサイドへ折り返し、PA左の角度ない位置から川上がシュートを狙うも、走りこんでいたMF三浦雅人(1年)にクリアされた。
じりじりと時間が過ぎる中、後半16分についに試合は動く。敵陣内でボールを失った東京V。カウンターを許してしまうかに思われたが、すかさずMF森田晃樹(1年)が奪い返す。「必死すぎて覚えていません」とこの場面を振り返った1年生MFだったが、「守備のときは予測が得意。そうでないと身体が小さいので負けてしまうので」という通りのボール奪取で、すかさず攻撃に転じた。
これを受けた渡辺が右サイド藤本とのパス交換からワンフェイク入れて縦へパス。反応したMF大久保智明(3年)がドリブルで持ち込み、PA手前正面で左足を一閃。低い弾道のミドルシュートを決めた。東京Vユースが先制に成功した。
4月30日に行われたプリンスリーグ第4節で、東京Vユースは浦和ユースに2-3で敗れていた。先制されるなか、一時は逆転したものの、終了間際に二度目のリードを奪われての黒星。この日は先制した東京Vの選手たちだったが、その胸にはプリンスリーグで勝ち越された苦い敗戦の記憶が蘇っていたという。
しかし逆に、それが“カンフル剤”となり、リードにも気を緩めることなく、全員守備で浦和の攻撃を跳ね返す。あわやピンチの場面では渡辺が身体を張って、ボールを奪取。相手の攻撃の芽を摘んだ。
1点を追う浦和は後半16分にMF渡辺陽(3年)がミドルシュートを狙うもわずかに枠外。同20分には川上のパスから左サイドのDF鈴木海都(3年)がファーサイドへ折り返し、時里がダイレクトで狙うがクロスバーを叩いた。
全国行きを手にするために、なんとしてでも追いつきたい浦和。後半31分にはMF大西翔也(2年)に代わり、MF樋口颯太(2年)が入るとロングスローで立て続けにチャンスを演出。出場直後のファーストプレー。樋口が右サイドから投げ入れ、ゴール正面のDF橋岡大樹(2年)が頭で合わせるも大きく外れる。その後もセットプレーや縦への仕掛けで立て続けにチャンスを迎えた。
後半35分には後方からつなぎ、FWシマブクカズヨシ(2年)の左クロスから最後はゴール前右へ走りこんだ時里が狙うも、ポスト右へ流れた。PA内まで持ち込むがあと一歩のところでDF谷口栄斗(2年)らにクリアされるシーンが続く。
この記事に関連するニュース
-
冷静に自分たちの良さ出した後半に4発。帝京が積極スタイルの栃木U-18を突き放して2連勝
ゲキサカ / 2024年7月1日 4時6分
-
“腕章”託された伊藤敦樹が圧巻1G2A!!石原広教はプロ8年目で初ゴール!! 布陣変更で蘇った浦和、大物退団続くも今季初の連続完封勝利
ゲキサカ / 2024年6月30日 20時27分
-
東京V、敵地で2-1逃げ切り勝利 “借り返された”横浜FMは2連敗
FOOTBALL ZONE / 2024年6月29日 20時59分
-
トップ昇格内定の東京VユースFW川村楽人が大一番で大活躍。先輩FWからの助言活かした左足弾など2G1A
ゲキサカ / 2024年6月24日 19時5分
-
浦和がホームで土壇場の同点劇 武田英寿がJ1初得点含む2G、鹿島はリーグ2位で折り返し
FOOTBALL ZONE / 2024年6月22日 20時58分
ランキング
-
1エース不在の体操女子日本代表 4人で決戦の地パリ入り
スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時10分
-
2《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
3五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
-
4【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
5DeNA・三浦監督「熱い中で…」 体調不良者が続出 ジャクソン、宮崎、山本が熱中症のような症状
スポニチアネックス / 2024年7月19日 23時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)