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[関東]法政大は流経大に逆転勝ちで3位キープ、CKからDF山田がヘッドで決勝点!

ゲキサカ / 2016年6月2日 10時30分

 それでも2つの要素が絡み合い、試合を分けた。法政大は後半7分、前半に肋骨付近を傷めていたディサロを下げ、今節がデビュー戦となるルーキーFW松澤彰(1年=浦和ユース)を入れていた。これにより、セットプレー時には高さと強さを併せ持つDF山田将之(4年=青森山田高)と189cmの松澤が中で待ち構えることになっていた。

 一方の流通経済大は後半36分、法政大の裏への粘り強い攻撃に対応していたCB橋本が両足を攣って負傷交代。代わってDF今津佑太(3年=流通経済大柏高)が送られていた。

 そんな状況下で迎えた後半終了間際の44分、MF紺野和也(1年=武南高)のパスを受け、PA右の松澤が狙ったコントロールショットはGKに弾かれるが右CKを獲得する。

 途中出場のMF長倉颯(2年=横浜FMユース)が入れたボール。ゴール正面でフリーとなっていたDF山田将之(4年=青森山田高)がヘディングシュート。GKオビが一度は触れるも、痛恨のキャッチミス。後ろへ流れるとネットを揺らした。法政大が土壇場で逆転に成功した。

 90分を通じて、山田がセットプレーでフリーとなったのは、この瞬間だけ。それまではCB橋本が対応していた上に、CB塚川孝輝(4年=広島観音高)もフォローに入っていた。しかし、最後の最後で189cmの松澤と山田の2名を警戒するなか、浮き足立った流通経済大は守備で後手に回った結果、失点してしまった。

 この山田のゴールが決勝点となり、法政大が流通経済大に2-1で勝利した。試合後、最後のセットプレーを振り返った法政大の長山一也監督は「松澤が入って(守備が)分散していたこと。チームとして圧をかけ続けて、(橋本を)交代に追い込めたこと。チームとしてよく出来たと思う」と振り返った。

 混戦のリーグ戦。法政大は首位と勝ち点2差の3位につけている。勝ち点3を重ね続ければ、第7節終了時以来となる首位奪還の日はやってくるはずだ。指揮官は「これだけの混戦なので、連勝することが大事」と次節を見据えていた。

(取材・文 片岡涼)●第90回関東大学1部L特集

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