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清武先制点も逆転負け…吹田初の代表戦は黒星でキリン杯準優勝

ゲキサカ / 2016年6月8日 4時29分

 日本は前半45分、MF柏木陽介の縦パスを長友がワンタッチで流し、左サイドを駆け上がった宇佐美が受ける。PA内へ切れ込み、鋭い切り返しで縦に抜けると、グラウンダーのクロスを入れたが、GKにセーブされた。ボスニアは前半アディショナルタイム、メドゥニャニンが左足で狙った直接FKがクロスバーを直撃。互いに前半終了間際の好機を生かせず、1-1で前半を折り返した。

 日本は後半開始から柏木に代えてMF遠藤航を投入。試合は一転して膠着状態に入り、互いになかなかチャンスをつくれない。ボスニアは後半21分、MFハリス・ドゥリェビッチに代えてMFミロスラフ・ステバノビッチを投入すると、そのファーストプレーだった。メドゥニャニンのリスタートから交代で入ったばかりのステバノビッチがフリーでボールを受け、ゴール前にスルーパス。PA内に走り込んだジュリッチが右足でゴールに流し込み、2-1と逆転した。

 1点を追う展開となった日本は後半25分、長友に代わってDF槙野智章が左サイドバックに入る。同29分には宇佐美に代えて代表初選出のMF小林祐希を投入。A代表デビューとなった小林祐はそのまま左サイドに入った。ピッチを幅広く動き、積極的にボールを呼び込む小林祐は後半33分、左足でロングシュートを狙うが、大きく枠外。後半34分にはFW岡崎慎司に代わってFW金崎夢生がピッチに入った。

 何とか同点に追いつきたい日本は後半43分、長谷部に代えてFW小林悠を投入。遠藤のワンボランチで、金崎と小林悠が2トップを組む4-4-2にシステムを変更し、最後の反撃に出た。しかし、後半アディショナルタイムの4分間でもゴールを奪えず、1-2のままタイムアップ。3万5589人が詰めかけた吹田スタジアムでの代表初戦を勝利で飾ることはできなかった。

(取材・文 西山紘平)
・逆転負けに怒りのハリル「我々のチームはバカ正直」
・4か月半前と同じ過ち…後悔の浅野「あの経験が生かされていない」
・涙の浅野にチームメイトたちがかけた言葉とは…
・“Wエース”不在の中、勝利に導けず…清武「残念な気持ち」
・2失点にうつむく麻也「同じことを繰り返してしまった」
・危機感を口にするキャプテン長谷部「守備の改善は急務」
・左サイドで“輝き”放った宇佐美「あれだけボールが来れば…」
・「悔しいというか、あり得ない」代表デビューの小林祐に本田「気持ちは伝わった」
・前半で交代の柏木、ボスニアの10番も「ナイスプレー」と認めた存在感
・40分間の映像付き個別ミーティング…槙野がSBを前向きに受け入れたのはなぜか
・遠藤の覚悟、クラブでCBも「代表で『ボランチの選手』と言われるなら…」
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