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ターニングポイントになる1年を前に…セビージャMF清武「不安はない。本当にワクワクしている」

ゲキサカ / 2016年6月25日 11時57分

ターニングポイントになる1年を前に…セビージャMF清武「不安はない。本当にワクワクしている」

 日本を離れて4年。ドイツで確固たる地位を築いたMF清武弘嗣は、来季から戦いの場をスペインに移す。移籍先はヨーロッパリーグ(EL)3連覇を果たした強豪セビージャ。日本代表の中でも存在感を高める26歳は、新天地で迎える新シーズンを、そして夢と語るW杯へとつながるアジア最終予選でのプレーを待ちわびている。

自己主張しなければ
生き残れない国

――スペインのセビージャへの移籍が決まりました。現在の率直な気持ちを教えて下さい。
「話がうまくまとまってくれればいいなという気持ちでしたね。セビージャは昨季のリーガでは7位に終わりましたが、ELを3連覇しているビッグクラブで、本当に強いチームだと思う。実際にスペインに行ってからいろいろと気付くこともあると思いますが、不安はないし、環境が変わるということに対してワクワク感があります」

――スペインのサッカー、そしてセビージャというチームのイメージは?
「スペインには僕みたいなプレースタイルの選手が多く、技術に優れた選手がたくさんいるというイメージがあります。セビージャにも技術のある選手が何人もいて、本当に良いサッカーをしていると思う。今は(取材日は6月13日)監督が交代するのではと騒がれていて、これからどうなるのかなとも感じますが、僕は今までも監督が代わる中でのプレー経験があるので、問題はないと思います」

――セビージャは来季のチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得しています。
「僕がドイツに行ったばかりの頃は、あまり海外のサッカーを見ていませんでした。CLもあまり意識していませんでしたが、ハノーファーで(DF酒井)宏樹や(MF山口)蛍と一緒にCLを見る機会が多くなって、すごく意識し始めた。だから、CLやELに出場できるチームに行きたかったし、移籍を決断する決め手の一つになりました。今は早くあのピッチに立ってみたいという思いしかありません」

――スペインでは、ドイツやイングランド、イタリアのように大きな成功を収めた日本人選手がいません。
「あまり、そこは気にしてないんですよね、僕は。いろいろな壁はあるだろうけど、そこを今から考えても仕方ないので、行ってみて壁を越えて行ければと思っています」

――セビージャは、ヘタフェからMFパブロ・サラビアを獲得するなど、ポジション争いはし烈を極めると思います。どういうプレーで自分の存在を示したいですか。
「今まで以上に強く自己主張しなければいけないし、自分を見せないといけない。そうしなければ、生き残れない国だと思っています。絶対にポジションを取れるという強い気持ちを持っていますが、僕は周りを生かすことで自分も生きる選手なので、その部分は最初から見せていきたいと思います」

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