ターニングポイントになる1年を前に…セビージャMF清武「不安はない。本当にワクワクしている」
ゲキサカ / 2016年6月25日 11時57分
ドイツに行った頃は
なめられていた
――昨季は個人的に負傷がある中でもピッチに立てば結果を残しましたが、チームとして結果が出ない時期が続きました。
「負傷しているときにチームが負けているのはすごくもどかしかったし、最終的に降格してしまったので本当に残念です。僕は個人の活躍はあまり気にしていないので、チームとして結果がほしかったし、自分の力でチームを助けられなかったのは本当に悔しかったですね」
――ドイツではニュルンベルクとハノーファーで、ともに中心選手として2年間ずつプレーしました。
「ブンデスで4年間プレーしましたが、ニュルンベルクとハノーファーで中心としてやらせてもらっていたので、それはすごく良い経験でした。監督が自分を中心にチームを作ってくれたのが一番大きかったので、それも有り難いことでしたね。でも、最初にニュルンベルクに行ったとき、僕はすごくなめられていたんですよ」
――なめられていたというと?
「チームメイトの外国人選手はフィジカルが強く、最初の頃、僕が当たり負けをして倒れると、『何こけているんだ』という感じで言われたりもしました。だから、その選手に対して練習中に思い切りタックルをして、『日本人もやれるんだ』というプレーを見せたんです。そうすると、周囲の対応が徐々に変わっていきました。サッカーってそういうものだと思うんです。練習から『こいつは違う』と思わせてしまえば良いというか。言葉の壁はもちろんありましたが、言葉以上にサッカー、プレーで示すのが一番でした。だから、自分のプレーしやすい環境を作るのにそんなに時間はかからなかったと思います」
――ハノーファーの2年目には背番号10を背負いました。
「良い意味でのプレッシャーはありましたが、それを楽しめている自分がいたのは昔とは違った。12年にセレッソで(エースナンバーの)8番をつけさせてもらったのですが、当時はまだまだメンタルも強くなかったし、プレッシャー負けみたいなことも正直ありました。海外のクラブで10番をつけることで、そういう部分での成長は感じましたが、僕はメンタル的にはまだまだ甘いし、波も大きいと思う。これからスペインに行って新しい環境の中で今までにない競争もあると思うので、そういう中でメンタルをより鍛えていけたらと感じています」
――ドイツの4年間でプレー面での変化はありましたか。
「ドイツのサッカーに慣れたし、外国人選手との1対1の当たり方は身に付いたと思うけど、海外に行ってサッカーがうまくなったとは思わない。言葉が通じない環境の中で『自分はやっていけるのか』『海外に馴染めるのか』と思っていましたが、意外と馴染めたのでそこは大きかったとは思うし、メンタル面での変化や、環境の変化に対応できるようになったとは感じますが、日本にいるときから技術面に大きな変化はないと思っています」
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