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U-23日本vsU-23南アフリカ 試合前日の手倉森監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年6月28日 20時41分

U-23日本vsU-23南アフリカ 試合前日の手倉森監督会見要旨

 U-23日本代表を率いる手倉森誠監督が、29日に行われるU-23南アフリカ代表戦の前日会見に出席した。

以下、手倉森監督会見要旨

●手倉森誠監督
「リオ本戦に向けての国内最後の強化試合だと。まず五輪での躍進の可能性を示せるようにという話はしてきているし、そういうゲームになればいいなと思います。選手たちにもU-23だけで活動する最後の強化試合、国内での最後だという話をした。そうなったときに、この世代の、この五輪チームのこれまでとこれからを明日のピッチで注げと。彼らがここまでアジアチャンピンになるまで示した成長、そして世界のスタンダードへ、インターナショナルに変わる可能性というのを存分に示してほしいという話を選手には話しました。そして、この試合が終わればいよいよ五輪のメンバーが決まることについても、選手たちと触れて、託す人と託される人に分かれるという話をしました。間違いなくU-23だけでの試合は本当にこれが最後なので、それに対して、この世代の心意気というのを皆で示そうと。良い試合をして、U-23のパワーをしっかりリオに運んでいけるように、やっていければなと思います」

――ケガ人のチェック、選手同士の組み合わせを試したいところもあると思うが、どちらを優先させたいか。
「どっちも考えて試したいと思います。回復組の回復具合というのは十分に示してほしいし、来るメンバーが誰と組んでも力が落ちないということも示してほしい。サッカーとして、チームとして連動して行く中で、スピードとパワーとメリハリというところが効くようなサッカーを皆が表現してくれればなと思っています」

――南アフリカの印象は。
「ものすごく身体能力を前面に出したパワフルなサッカーをしてくるなと。そこに下もあるし、上もあるという。突進型のチームです。ナイジェリアほどの細やかなテクニック、コンビネーション、スピードはないですけど、何をしてくるか分からないような前線の突進力がある。でも、世界の舞台を前にそういったアタッカー陣と対戦できるのは、良い機会だと思っています。ぜひ、封じ込めたいと思います」

――特に気を付けている選手は。
「名前がなかなか難しくて覚えていませんが(笑)、前線の選手に大きな選手、9番を着けている選手がいて、2列目には足下と、それを追い越していくスピードがあるなという。本当にボールを持ったら、ゴールに向かっていく、やり切る姿勢がものすごくあるんですよ。攻守において間延びするときがあるんですけど、間延びしたときこそ、身体能力を生かしてつぶしにくるところがあるので、自分たちとしてはその間延びに付き合わないでおくというのは警戒して、なおかつ局面の個の戦いのところでもタフにやる覚悟と、やっている間に組織でしっかり囲い込むということができればなと。そういうトレーニングをつなげられる試合になるだろうなと思っています」

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