一度は追いつかれるも…二川→井林ヘッドで東京Vが逃げ切る!岡山は7戦ぶり黒星
ゲキサカ / 2016年7月10日 20時1分
すると前半40分に東京Vにまたもアクシデント。左サイドからドリブルで仕掛けようとした井上がFW押谷祐樹に倒される。素早いリスタートからプレーは続行されたが、井上は倒れこんだまま。一度ピッチ外に出てから戻ってきたが、痛みがあったようで自ら交代を要求。後半アディショナルタイム1分、早くも2人目の枠を使い、右膝を痛めた井上に代え、MF高木純平を送った。そのまま前半を終えた。
一方の岡山は耐える時間の長い前半だった。前半25分には加地の右クロスにFW赤嶺真吾が頭で合わせるも、GK鈴木椋大に弾かれ、同27分にはFW伊藤大介の左CKのこぼれから、三村がシュートを打ったがGKに止められた。その後はチャンスらしいチャンスはなく。1失点して前半を折り返した。
迎えた後半、岡山はMF渡邊一仁に代わり、FW豊川雄太を入れる。するとこの交代が功を奏す。後半14分、東京Vの自陣左サイドからのスローインを岡山がカット。一度は高木純に取られたが伊藤が即座に奪い返してカウンター。右クロスをPA内正面の豊川が頭で落とし、しっかりと足下につなぐ。受けた押谷のシュートはGKに弾かれるも、こぼれを自ら拾い、ゴール正面から右へ流れつつ足を振り抜いた。これがネットを揺らし、岡山が1-1に追いつく。
振り出しに戻され、一進一退の攻防が続く。後半23分、東京Vがカウンター。抜け出た南がGKとの一対一に持ち込もうとするもDFに奪われシュートで終われず。直後に澤井がミドルを狙うもGKに阻まれる。同24分には岡山がチャンスメイク。DF澤口雅彦が右サイドから鋭い仕掛けをみせ、クロスを入れる。飛び込んだ豊川が必死に左足を伸ばしたがシュートは枠外だった。同31分には伊藤のFKから赤嶺のヘディングシュートが枠を捉えるもオフサイド。同34分、岡山は左足を負傷した押谷に代わり、FW久保裕一を投入する。
その後、東京Vは南が積極的に仕掛けていくもシュートで終われず、悔しさを露にするシーンが続いた。それでも後半38分、2点目を奪ったのは東京Vだった。南のパスから左サイドへ抜けた二川がクロスを入れる。ゴール前混戦。飛び込んだ井林のヘディングシュートがゴールネットを揺らした。東京Vが2-1と二度目の勝ち越しに成功する。
後半40分に岡山は最後の交代枠を使い、三村に代わってDF金珍圭を投入。東京Vも後半42分、二川に代えて、MF田村直也を送った。5分間のアディショナルタイムで得点は生まれず。19位の東京Vが4位の岡山を2-1で下し、3戦ぶりの勝利を手に入れた。
(取材・文 片岡涼)●[J2]第22節2日目 スコア速報
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