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「どんな絵にも映るプレーを」市立船橋のナンバー10、MF高宇洋

ゲキサカ / 2016年7月20日 12時5分

「どんな絵にも映るプレーを」市立船橋のナンバー10、MF高宇洋

 全国高校総体優勝8回の名門・市立船橋高の10番は今年、ボランチを務めるMF高宇洋が背負う。高いフィニッシュ能力や攻撃センスを武器に1年時から先発を務めてきたアタッカーは3年生を迎え、ボランチへ転向。悩みながらも着実にそのプレーの幅を広げ、持ち味も発揮しながらチームに勝利をもたらす存在へと変わってきた。その高に夏の全国大会へ向けて、また普段の練習の取り組み、意識について聞いた。

●MF高宇洋
―市立船橋のトレーニングについて教えてください
「シーズンによって練習メニューは違います。1月、2月、3月の公式戦のない時期にフィジカルトレーニングを重点的にやっていて、『トラック』っていう走りがあってキツイんですけど、全員の基礎体力が上がって、市船の運動量、切り替えの源になってくる。グラウンド1面くらいの長さでコーンを置いて、4周×4と3周×4と2周×4と1周×4をインターバル走みたいに走るんですけど、それが相当キツくて。市船の運動量とか活動量に繋がるトレーニングだと思います。自分もそれで走る力が身につきました」

―チームとしてルーティーンのトレーニングがあると思うが、個人はどう磨いている?
「シーズン中だと相手によって戦術練習が変わる。監督や自分たちも相手のビデオ見て、分析して、相手がどういうフォーメーションだからどうしていこうと。サッカー理解の部分は自然と磨かれていったと思う。その中でボール受ける、ターンとか基礎技術のレベルを自分の中では常にこだわっているので、常に意識しながら上手くなっていければと思っています。あと、プレミアの開幕5週が終わってインターハイ予選までの1か月くらいはチームの課題のゴール前の質というところで最後シュートまで行くプレーだったり、個人の質の部分を上げることを意識してきた」

―それぞれ高い意識を持っているが、Bチームからいきなり上がってきた選手とは差もあると思う。その中でどう目的意識を高めている?
「普段から自分たちでミーティングとかするので、そういう時に全員の意志確認をしたりしています。あと、去年から経験している選手が多いので、自分とか、杉岡とかでどんどん上に引っ張っていかないといけないと考えています」

―特に自分たちのモチベーションとなっているものは何?
「去年、インハイも、プレミアも、選手権も全部悔しいところで終わったので、杉岡と負けて話したのが、『もう負けたくない』ということです。経験活かして日本一獲りたいと思っているので、もっといいチームにしなければいけないと思っています」

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