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日本一が目標のびわこ大、「3連戦覚悟」の松山大を下して2回戦へ[総理大臣杯]

ゲキサカ / 2016年8月9日 21時43分

日本一が目標のびわこ大、「3連戦覚悟」の松山大を下して2回戦へ[総理大臣杯]

[8.6 総理大臣杯1回戦 松山大 1-3 びわこ成蹊スポーツ大 J-GREEN堺]

 夏の大学日本一を決する第40回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが6日に開幕し、1回戦を行った。J-GREEN堺では16年ぶり7回目の出場となった松山大(四国2)と4年ぶり2回目の出場となったびわこ成蹊スポーツ大(関西4)が対戦。3-1で勝利したびわこ大が2回戦へと駒を進めた。

 14時を過ぎた頃から大阪府南部に雷警報が発令。会場付近に落雷の可能性があったため、選手・観客全員が建物内への非難を余儀なくされた。キックオフ予定だった15時半を過ぎても雷は鳴りやまず、天気が回復するのを待った結果、17時からの試合開始が決定したのは16時半を過ぎてから。両チームともに慌ただしくピッチ内アップを済ませて、試合が始まったが、「条件はお互い一緒。受け取り方次第で、何とかなるだろうと選手も僕も楽観視していたので、いつも通りの気持ちで試合に挑めた」(びわこ大・望月聡監督)。

 とはいえ、試合への影響は皆無ではなく、「ぎこちない所があった」(望月監督)びわこ大に付け込む形で立ち上がりは松山大が仕掛けた。まずは、前半2分にFW寺田博樹(3年=松山北高)がドリブルからフィニッシュまで持ち込むと、9分にはMF平本峻二(3年=松山工高)が左足でミドルシュートを展開するなど、果敢にびわこ大に襲い掛かる。

 対するびわこは自陣でボールを繋ぎ、試合の主導権を握ったが、「うちはバルセロナのように繋ぎいで、崩しきれるチームではない」と望月監督が表現するように本来は粘り強い守備からのカウンターが得意なチーム。慣れない試合展開に苦戦しながらも、10分には右サイドでボールを受けたMF田路大樹(4年=立正大淞南高)がカットインからシュート。

 33分には田路のパスをゴール前で受けたFW熊田克斗(3年=立正大淞南高)が素早いターンからシュートを狙ったが得点には至らない。それでも、43分には右サイド低い位置からDF荒木大輝(3年=旭川実高)がクロスを展開。熊田が胸で落としたボールに田路が反応した所を倒され、PKを獲得すると田路が冷静に決めて、びわこが先制した。

 「勿体ない失点」(大西貴監督)を許して前半を終えた松山大だったが、後半4分にびわこ大のクリアボールがゴール前に入ると、落下点に入ったMF日野貴登(1年=松山工高)がダイレクトで叩き込み同点に。直後にも、8分にも相手DFのバックパスの乱れからゴールを狙ったが、冷静な対応を見せたGK岡田慎司(3年=松山工高)に阻まれ追加点が奪えない。

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