1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

旗手が4戦連続弾&名古が追加点、順大が日体大下して20年ぶりVへあと1勝!:総理大臣杯

ゲキサカ / 2016年8月13日 10時45分

旗手が4戦連続弾&名古が追加点、順大が日体大下して20年ぶりVへあと1勝!:総理大臣杯

[8.12 総理大臣杯準決勝 日本体育大0-2 順天堂大 ヤンマースタジアム長居]

 第40回総理大臣杯全日本大学トーナメントの準決勝が12日に行われた。第1試合では順天堂大(関東8)が日本体育大(関東6)を2-0で退けた。

 決勝行きのチケットをかけた一戦は序盤から拮抗した展開が続く。最初に仕掛けたのは順天大。「暑い中でも、攻め急がずボールを動かせた。自分たちのやろうとするボールをサッカーはある程度できたと思う」と堀池巧監督が振り返ったように持ち前のテクニカルなスタイルで試合を支配すると、前半6分にDF坂圭祐(3年=四日市中央工高)が自陣から縦パスを展開。FW浮田健誠(1年=柏U-18)が競り合ったこぼれをFW旗手怜央(1年=静岡学園高)が拾い、ゴールを狙ったが枠を捕えることができない。

 直後の7分には日体大のDF福田圭佑(3年=横浜FMユース)が前線へロングボールを配給。FW太田修介がPAに抜け出したが、並走したDF村松航太(1年=清水ユース)に阻まれた。23分にはMF名古新太郎(2年=静岡学園高)のインターセプトから順天堂大のチャンスが到来。ニアの旗手にボールを預けると、3列目から駆け上がったMF室伏航(3年=市立船橋高)がゴールを狙ったが、GK長谷川洸(3年=東京Vユース)がきっちり防いだ。

序盤はテンポの良いボール回しでピッチの幅を使った順天大がリズムを掴んだが、日体大は統率のとれた守備できっちり対応。奪ってからは「相手のラインが高かったし、太田は良い飛び出しを見せてくれるので狙っていこうと。MF川戸(大樹)との対角線上のラインも最近よく使っているので、見えたら大きく展開しようと思っていた」(高野)とスペースに長めのパスを通し、攻撃の機会を伺う。

 41分にはMF大石奨悟(4年=東海大五高)の縦パスを受けたMF渡邊龍(2年=FC東京U-18)がドリブルでゴール前に進出。切り替えしでマーク2人をかわしてシュートを放ったが枠の上へ。43分にもDF高野遼(4年=横浜FMユース)の左足キックが前線に入ると、相手DFのクリアを掻っ攫ったMF川戸大樹(神戸U-18)がゴールを狙ったがゴールネットを揺らせない。

 試合が動いたのは前半終了間際のアディショナルタイム2分。「ビルドアップの途中までは上手く行くけど、最後の崩しで決めきれなかった」(堀池監督)順天大が、MF貫場貴之(3年=富山一高)からオーバーラップしたDF原田鉄平(3年=静岡学園高)へと繋ぎ、右サイドを攻略すると、相手エリアの右中間で受けた浮田が素早くニアへパスを展開する。ここから、フリーで受けた旗手がドリブルで前進すると、思い切りの良く放った一撃がゴール右上に突き刺さり、1点リードで試合を折り返した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください