[SBS杯]新戦力台頭も……U-19日本代表は3連敗で終戦
ゲキサカ / 2016年8月14日 21時57分
[8.14 SBS杯国際ユース第3日 U-19日本代表 0-1 U-19スロバキア代表 エコパ]
U-19日本代表とU-19スロバキア代表、U-19コスタリカ代表、そして静岡ユースの4チームが総当りのリーグ戦で優勝を争った2016 SBS国際ユースサッカーは14日、静岡県袋井市のエコパスタジアムで大会最終日の2試合を行った。U-19日本代表は0-1でU-19スロバキア代表に敗れて3連敗となり、最下位終戦。3連勝したU-19スロバキア代表が優勝を飾っている。
ここまで2戦2敗ですでに優勝の可能性が消滅していたU-19日本代表。今大会通して活用してきた4-4-2システムで初勝利を目指した。先発GKは小島亨介(早稲田大)。4バックは右SB長谷川巧(新潟U-18)、CBは3試合連続で濱大耀(札幌U-18)と杉岡大暉(市立船橋高)のコンビ、そして左SBは古賀太陽(柏U-18)。中盤はともに初招集組の原輝綺(市立船橋高)と針谷岳晃(昌平高)のダブルボランチで右MFが菅大輝(札幌U-18)、左MFが安井拓也(神戸U-18)。2トップはエースFW岩崎悠人(京都橘高)とゲーム主将のFW吉平翼(大分)が配置された。
日本は12日の静岡ユース戦でなかなか攻撃のギアが上がらず、アグレッシブに戦ってきた相手を勢いづかせてしまってPK戦で敗れた。この試合も立ち上がりは横パスや後ろ向きのパスが多く、なかなかテンポが上がらなかったが、14分のワンプレーでチームにスイッチが入る。セカンドボールを拾った原が左前方の岩崎にボールをつけると、岩崎はボランチの位置からPAへ走りこんできた針谷へパス。スピードに乗って一気にDFラインを突破した針谷の一撃は相手GKのファインセーブに阻まれたものの、日本はここから攻撃が活性化する。
スピードあるパスで前線への供給源となっていた原とDFを外す動き、ドリブルを繰り返す針谷のダブルボランチが前線を追い越すランニングも見せると、エース岩崎がDFラインとの駆け引きからスペースへ抜け出す。20分にはミスからスロバキアMFフリスティアーン・ヘルツに抜け出されたが、これをGK小島の好守で阻止。その後は速いパスワークの中でコントロールミスするシーンも多かったものの、それでも古賀、長谷川の両SBも高い位置を取る日本がスロバキアを押し込み続けた。
日本は後半開始から小島と安井に代えてGK廣末陸(青森山田高)とMF野田樹(神戸U-18)を投入。野田がボランチに入り、針谷が左サイドへ移った。だが後半3分、PAへ放り込まれたボールを守備陣が連係ミス。こぼれ球をヘルツにループシュートで決められてリードを許してしまう。
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