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[ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA]流れ引き寄せた伝統の「オールプレス」、ルーテル学院が3位に

ゲキサカ / 2016年8月19日 20時40分

 同点ゴールを奪ったのは最後の最後だったが、それでも流れを引き寄せたのはルーテル学院の武器である「オールプレス」だ。試合を通してプレッシャーをかけ続けるのは難しいが、それでも試合状況、内容を見て「いつでもオールプレスできるようにしている」(小野監督)という武器。この日は失点直後からギアを上げて、前からのプレッシングでパスコースを限定し、中盤のMF谷本玲弥(3年)と三上がボールを触って、インターセプトに繋げ、連続攻撃をもたらしていた。そして最後までやりきったことが相手のミスを誘って同点ゴールに。島津主将は「走りこみの練習もいっぱいやってきましたし、相手陣地で奪ってショートカウンターで行く。失点してからすぐかけて、そのおかげでGKをまでプレスに行って、GKから奪えて得点できたのが良かった」。

 谷本は今回の「ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA」について「カップ戦なので上を目指せられる。ここで奮起して、ファイトして、この夏が勝負ですし、成長できる機会だと思っている。3位だったけれど次に繋がる大会になった」。目標は選手権での全国。島津は「シードがなくて苦しい戦いになると思う。でも、チームはだんだん良くなっているので最終的には試合で勝てるようになっていければいい」。全国で上位に入った頃と比べると個々の身体能力は落ちるかもしれない。だが、当時以上にミーティングを重ねるなど、自立した選手たちがシンプルにゴールを目指す攻撃、そして武器である「オールプレス」をさらに磨いて秋の戦いに臨む。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA

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