誤審に泣いたハリルJ、逆転負けで“W杯出場確率0%”の黒星スタートに
ゲキサカ / 2016年9月2日 5時48分
↓関連ニュース[9.1 W杯アジア最終予選 日本1-2UAE 埼玉]
ロシアW杯アジア最終予選が1日、開幕し、日本代表は埼玉スタジアムでUAE代表と対戦し、1-2で敗れた。日本は前半11分、FW本田圭佑のゴールで先制したが、同20分に直接FKで追いつかれると、後半9分にPKで2失点目。まさかの逆転負けで黒星スタートとなった。日本は明日2日にタイ・バンコクへ移動。6日の第2戦でタイ代表と敵地で対戦する。
DF長友佑都、DF槙野智章がケガで不在のハリルジャパン。DF昌子源も左内転筋痛で離脱が決まり、左股関節の違和感で前日練習を休んだMF柏木陽介もベンチ外となった。柏木の代役にはA代表デビューとなるMF大島僚太が初先発に抜擢され、この試合で史上6人目の100キャップ達成となったMF長谷部誠とダブルボランチを組んだ。[スタメン&布陣はコチラ]
UAEは右サイドに入った10番のMFオマル・アブドゥルラフマンが中に絞って起点となり、攻撃を組み立てる。日本はその逆サイドのDF酒井宏樹が高い位置を取って積極的に攻撃参加。前半11分にはPA手前で酒井宏がFKを獲得し、先制点につながった。
PA右手前からのFK。MF清武弘嗣のキックをファーサイドの本田がヘディングで叩き付けると、ワンバウンドしたボールを相手GKは弾き出せず、そのままゴールネットを揺らした。本田は出場試合4戦連発。W杯予選に限れば、2次予選から通じて出場試合7戦連発となった。
しかし、日本のリードも長くは続かない。前半19分、大島のパスミスからカウンターを受けると、自陣PA手前でDF吉田麻也がFWアリ・マブフートを倒したとしてFKを献上。微妙な判定だったが、ゴール正面からのFKをFWアハメド・ハリルに直接叩き込まれ、UAEがすぐさま同点に追いついた。
日本は前半26分、左サイドからDF酒井高徳が左足でアーリークロス。ゴール前の本田がダイビングヘッドで合わせると、GKが前に弾いたところにMF香川真司が詰めていたが、右足のシュートはコントロールし切れず、ゴール右に外れてしまった。
絶好の勝ち越しチャンスを逃した日本に対し、UAEもチャンスをつくる。前半34分、オマルがドリブルで大島をかわしてゴール前まで持ち込み、左足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。同42分には1本のロングフィードにマブフートが抜け出し、PA内右から右足ボレー。しかし、ここはGK西川周作が鋭い反応で弾き出し、ピンチを逃れた。
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