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[プリンスリーグ北信越]プレミア復帰、逆転Vへ!“日本一ユニ”まとう富山一が北越撃破!

ゲキサカ / 2016年9月23日 18時8分

前半35分、富山一はFW大竹(16番)のゴールで勝ち越し

[9.22 高円宮杯プリンスリーグ北信越第17節 富山一高 3-1 北越高 長岡市ニュータウン運動公園サッカー場]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ北信越は22日、第17節を行った。首位・新潟明訓高を勝ち点2差で追う富山一高(富山)は北越高(新潟)と対戦。3-1で勝った富山一は25日の最終節(富山一高G)で逆転優勝を懸けて新潟明訓と直接対決する。

 プレミア復帰を狙う富山一が、最終決戦を戦う権利を手にした。敗れれば、新潟明訓の優勝が決まり、自分たちも4位へ後退する可能性もあった第17節。加えて、この日は俊足FW本村比呂(3年)が累積警告のために出場停止だったが、富山一は勝ち点3をもぎ取り、プレミアリーグ参入戦進出圏内の2位へ浮上した。

 まずは前半7分、富山一は左サイドを突いたMF窪喜啓太(3年)の折り返しのこぼれをMF中田幹也(3年)が左足ダイレクトで撃ち抜く。その中田は蹴った瞬間にもう手応え十分の笑み。「インパクトを意識してやったんで入って良かったです。ニアが空いとって、(前方に)スペースがあった。叩きつけるのが難しかったんですけど、上手く抑えられた」という一撃は弾丸ライナーでゴール左隅へ突き刺さった。

 幸先良く先制した富山一はその後もMF尾山拓光(3年)のボール奪取などからショートカウンター、サイド攻撃、そして複数擁しているプレースキッカーのキックを活かしたセットプレーからもゴールに迫る。右のエースMF久保佳哉主将(3年)が得意の“裏街道”でサイドを破り、深く切れ込んでからのラストパスなどでチャンスを演出。また、速さと高さを備えたFW大竹将吾(2年)が相手の背後を取って決定機を迎える。一方、前節に首位・新潟明訓を破っている北越は最終ラインから大胆なパスワークにチャレンジ。東京学芸大出身、就任2年目の荒瀬陽介監督が「個は面白いと思います。あとは(選手権へ向けて)チームとしてまとまってくれば」という北越はU-17日本代表CB山田洸太主将(3年)とCB内藤琉希(3年)が相手のプレッシャーに全く怯まずに中盤へ縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れる。そして彼らはハイサイドへの正確なキックも使い分けて攻撃をコントロール。10分には右サイドでDFと上手く入れ替わった1年生MF小林心が決定機をつくり出すと、26分には左SB土田亘彦(2年)の素晴らしい左足ミドルが右ポストを叩いた。

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