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[プリンスリーグ北信越]中学生が計3得点!!「4年以内に日本一」掲げる帝京長岡が長岡ダービー制す!

ゲキサカ / 2016年9月24日 0時37分

前半36分、中学生MF谷内田哲平(右)が決めたFK弾を喜ぶ帝京長岡高イレブン

[9.22 高円宮杯プリンスリーグ北信越第17節 帝京長岡高 5-0 長岡向陵高 長岡市ニュータウン運動公園サッカー場]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ北信越は22日、第17節を行った。プレミアリーグ参入戦進出圏内の2位争いを演じている帝京長岡高(新潟)と8位・長岡向陵高(新潟)との一戦は帝京長岡がエースFW楜澤健太(3年)と中学生MF谷内田哲平がそれぞれ決めた2発と、交代出場の中学生FW晴山岬のゴールによって5-0で快勝。帝京長岡は2位・富山一高(富山)と勝ち点2差の3位で最終節(対遊学館高)を迎える。

 強い風雨の中で開催された長岡ダービー。帝京長岡は先発の半数以上が系列の長岡JY FC出身選手(帝京長岡高がクラブ登録しているため、同じ練習場所の系列チーム、長岡JY FC所属の中学生も出場可能)で、県立校の長岡向陵も先発の半数近くを占める長岡JY FC出身選手に地元の中体連や街クラブの出身者を加えたチームという、互いに特長を良く知る者同士の戦いとなった。前半からボールゲームを展開したが、互いにシュートシーンを増やすことができない。その中でより流れよく攻めていたのは長岡向陵の方。左足からのパスが光った司令塔・MF谷口成冴(3年)やMF田中龍成(2年)を経由したスピーディーなパスワークから、ともにキープ力の高い前線のFW外山光(2年)とFW山本貴大(3年)へボールを入れるなどゴールに近づいていた。

 だが、帝京長岡は1チャンスをものにして流れを傾ける。左サイドからMF陶山勇磨(2年)とSB安田光希(2年)がしつこく打開を試みていた帝京長岡は前半25分、連続攻撃から安田が縦へ抜け出して左足クロス。これをニアサイドへ巧みに飛び込んだエース楜澤が左足ダイレクトで合わせてリードを奪った。この1点によって攻撃が落ち着いた帝京長岡はエース楜澤のアイディア溢れるボールコントロールと突破や、局面に人数をかけて相手の逆を取るテクニカルな仕掛け、崩しの回数を増やしていく。古沢徹監督も「内容は全然良くなかったですね。もう少し、足元で動かしてという。でも、1点取ってからは落ち着いて相手の矢印の裏を取ってということができていた」。長岡向陵も外山の左足ミドルなどで反撃したが、次の1点は帝京長岡が注目の中学生MF谷内田のゴールによって奪い取る。

 36分、左中間で粘った楜澤がFKを獲得。キッカーの谷内田が「触れば入るし、触れなくても流れて入るように」蹴った右足FKがゴール前の混戦を抜けてそのままファーサイドのゴールネットに吸い込まれる。U-18年代の中で主軸として戦う中学生の技ありゴールで突き放した帝京長岡は、両サイドからのラストパスにMF木村勇登(3年)や陶山、MF小林歩夢(2年)が飛び込んでくる分厚い攻撃。前半終了間際にCB石川悠(2年)の左足フィードで裏を取った楜澤が迎えたビッグチャンスはシュートミスによって活かせなかったが、流れを掴んだまま前半を終えた。

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