1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[国体少年男子]「決勝よりもインパクトを残そうぜ」東京都に6-0快勝の神奈川県が3位に

ゲキサカ / 2016年10月7日 21時51分

(写真協力 高校サッカー年鑑)

[10.6 国体少年男子3位決定戦 神奈川県 6-0 東京都 遠野運動公園陸上競技場]

 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」サッカー競技3位決定戦が6日に行われ、神奈川県が6-0で東京都に快勝。3位で大会を終えた。

「決勝よりもインパクト残そうぜ、最高の3位決定戦にしようということだったので6-0の結果、結果だけでなくて内容を伴ったものだったと思います」。3連覇こそ逃したものの、3位決定戦で東京を圧倒した神奈川県の永山晃監督(浅野高)は静かに微笑んだ。

 ともに前日の準決勝から先発メンバーを入れ替えて臨んだ3位決定戦は神奈川がボールを握ろうとするが、東京も最終ラインからボールを動かして攻め返す。神奈川は左SB金子開研(桐光学園高1年)の攻撃参加からFW椿直起(横浜FMユース、1年)がシュートを放ち、中盤を巧みなターンで打開したMF武眞大(東京Vユース、1年)を起点とした攻撃からMF川野太壱(横浜FCユース、1年)の右クロスが中央に入る。一方の東京は左SB新井秀明(2年)が川崎F U-18のチームメートであるMF桝谷岳良(2年)に厳しいチェックを見せるなど意欲的な前半。18分には相手のミスパスをインターセプトし、最後はFW米津天(成立学園高2年)が右足シュートを打ち込み、23分にはインターセプトからMF杉山伶央(FC東京U-18、2年)が右足シュートをゴール左隅へ飛ばす。だが、神奈川はキャプテンマークを巻いたGK上川琢(湘南ユース、2年)が好反応でストップするなど得点を許さない。

 試合が動いたのは27分だった。神奈川は椿の左CKをMF岩澤桐人(横浜FMユース、1年)が左足ボレーで合わせて先制点。さらに前半終了間際には桝谷がドリブルでPAへ割って入り、DFを引きつけて出したパスから川野が左足で決めて2-0とした。神奈川は序盤こそミスも多かったが、得点後はそのパスワーク、プレスも噛み合って東京との差を広げる。加えて、空中戦で強さを見せたCB鈴木駿之助(横浜FMユース、1年)と粘り強い対応を見せたCB藤森隆汰(横浜FCユース、1年)を中心に身体の強さを発揮した攻守を見せるSB島崎元(川崎F U-18、1年)らが失点しないまま試合を進めた。

 神奈川は後半7分、左サイドを突破した椿が中央まで持ち込み、最後はFW栗原秀輔(横浜FMユース、1年)の仕掛けからこぼれたボールを川野が右足で決めて3-0。東京もスピードに乗ったドリブルを見せるFW宮本稜大(國學院久我山高1年)や献身的に走り続けていたMF天野悠貴(FC東京U-18、1年)が何とか1点を返そうとする。だがスペースができた後半、多彩な攻撃から、交代出場のMF柴田徹(湘南ユース、1年)やMF榊原彗悟(横浜FMユース、1年)もチャンスに絡む神奈川が4点目。神奈川は20分、カウンターから桝谷と交代出場FW山田新(川崎F U-18、1年)が鮮やかなコンビネーションで右サイドを破り、最後は中央でフリーの武が右足でゴールを破った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください