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日本vsオーストラリア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年10月10日 15時59分

―日本が批判されていると聞くが、その批判はフェアなことか?
「勝利もあった。試合に勝っても批判される。ただ、この批判は誇りを持って受け止めている。その質問は皮肉にしか聞こえないが、いろいろ説明している。移動もあるし、時差ボケもある。48時間後にそれはほとんど消えているが、トップコンディションには持っていけない。前回の試合は勇気で勝った。勇気で勝ったのは、日本にとって新しいことかもしれない。勝ったとしても喜んでいる人は少ないのかもしれないが、そういう人にはごめんなさいと言うしかない。何人かの人はまだ日本が一番強いと思っているが、そうではない」

―サイドバックが2人離脱したが?
「最初のリストを発表したとき、ケガとカード(の累積)に関して予測していると話したと思う。そのために2人余分に呼んでいる。ただ、もう2、3人必要だったのかなという気もする。ただ、大したことはできない。彼らはチームを離れたので、他のソリューションを探さないといけない。一番良い選択をしたい。チームのことは信頼している。難しいシチュエーションだとしても、メンタルはかなり良くなっている。アジアでチャンピオンのチームと対戦する。モチベーションと気持ちを持って大きな仕事を成し遂げたい」

―1年前にメディアやファンはなかなか待てないと話していたが、1年経ってどうか?
「不正義によっての敗北が一回あった。それによって日本の私への見方が変わってしまった。選手が合宿に来て、2日間でいろんなことをやらないといけない。今、起きているのはキーになる選手の試合数が足りないということ。それが我々のゲームのクオリティーに影響してしまっている。ただ、アジアのどのチームよりも決定的なチャンスをつくり出している。我々にも弱点はある。我々のプレーにはフィジカルコンディションが重要になる。キーになる選手にいろんなものが足りない状況。2試合目になるが、我々が期待しているほどのレベルにはなっていない。私の主な仕事はこの2日間でフィジカルを調整しつつ、勝つチームをつくるということ。オフェンスの連続プレーを向上させるのは難しい状況だ。イラク戦もそうだった。オフェンスの組み立てで大したことはできなかった。ただ、6、7回の決定的なチャンスがあった。一番大事なのは勝つことだ。我々の道は分かっている。最終予選を突破することだ。チームは常に向上を続けるわけではない。山あり谷ありで、これからもいろんなことが起こる。ただ、1試合目は強いメンタルを見せてくれたので本当にうれしかった。日本はこれができるんだなと不安にはならなかった。

(司会が会見の終了を告げる中、)もし1年前にこのような状況が分かっていれば。海外組15人のうち10人が先発で出ていない。プレーしている選手を選ばないといけないとは思っていたが……」

(取材・文 西山紘平)
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