[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2016年10月18日 7時0分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦展開中の第95回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。
森田将義氏:「高校年代で最も注目を集める舞台は選手権。この大会を機に名を上げ、日本代表まで駆け上がった選手はこれまで数多くいます。今回は今年観た選手の中から、選手権予選で活躍し、全国でブレークしてほしい選手、飛躍する可能性を秘めた選手を選んでみました。プロ入り選手や世代別代表の経験者は選考から外しましたが、いずれも今度の可能性を秘めた選手であることは確か。今回の選手権予選を機に注目してもらえればと思います」
以下、森田氏が注目する11名
GK武者大夢(北海道大谷室蘭高3年)
「187cmの高さを活かしたクロスボールへの対応に加え、落ち着いたシュートストップも持ち合わせる北の要塞。伊達中学時代は全国準優勝を経験。高校に入ってからは国体に2度出場したが、チームとしての全国出場はなし。ラストチャンスで全国的な知名度を上げることはできるだろうか」
DF志摩奎人(松山工高2年)
「178cmと上背はないが抜群の跳躍力で相手攻撃を跳ね返す2年生CB。高い守備力に加え、左右両足からの正確な展開力も備えており、坂本哲也監督は『四国No.1のCB』と評する。2年連続での選手権出場にかける想いは強く、『全国でいかに勝つかが目標。県で負けるわけにはいかない」と口にする」
DF谷後滉人(神戸弘陵高3年)
「プレミアWESTで奮闘を続ける神戸弘陵の要。本職はボランチながらも、今季は組み立て力とリーダーシップを活かし、CBとしてプレーが続く。競り合いの機会が増えたことで、対人プレーがタフになっており、初めて全国の舞台を経験した昨年よりも存在感を増している」
DF原薗涼(鹿児島実高2年)
「今年に入ってから主力争いに絡む2年生CB。まだ経験不足で、守備対応の甘さも見られるが、『憧れの存在』と話す先輩CB大南拓磨(現磐田)を参考に特訓した跳躍の高さは他にはない大きな武器だ。また、正確な左足キックから放たれる正確な展開も魅力で、今後の飛躍が期待される」
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