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[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.3

ゲキサカ / 2016年10月21日 19時20分

土屋氏が注目選手に挙げる帝京高の2年生守護神・和田侑大

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」

 ゲキサカでは熱戦展開中の第95回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第3回は、(株)ジェイ・スポーツのJリーグ中継プロデューサーを務める傍ら、東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材する土屋雅史氏による11名です。

土屋雅史氏:「いつも通り普段から重点的に取材させて頂いている東京を中心に、過去の11傑や『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』でご紹介した選手を除外した上で、今回のメンバーを選出させてもらっています。どちらかと言うとチームの中で一番目立つ訳ではないかもしれないけれど、それでも僕が見て個人的に『絶対に欠かせないよな』と感じるような選手たちをご紹介する形になりました。彼らに注目して試合を見ると、よりサッカーの面白さを知ることができると思います」

以下、土屋氏が注目する11名
GK和田侑大(帝京高2年)
「國學院久我山高、修徳高、東海大高輪台高と相次いで強豪を撃破してきたカナリア軍団不動のGK。2月の新チーム発足時からDFラインの顔触れは毎試合のように変化する中で、この男だけは常にゴールマウスに立ち続けてきた。抜群の反応を見せる至近距離からのシュートストップに特徴を持つが、最大の魅力は1試合中途切れることのない“声”。帝京にとって7年ぶりの東京制覇は、この2年生守護神の活躍に懸かっている」

DF石島春輔(関東一高3年)
「昨年のプリンス関東参入決定戦で矢板中央高の森本ヒマン(現・駒澤大)と互角に渡り合い、首脳陣の評価を高めたCB。今シーズンは一貫してスタメン起用が続いており、持ち前の対人の強さでチームに安定感をもたらせる存在に。2年連続で全国総体では市立船橋と対峙する中、『去年と今年のどちらも全然無理だという感じは正直なくて、守れる所はしっかり守れていた』と口にするなど、チームの中で最も自信を付けてきた選手の1人でもある」

DF岸本真輝(東大和南高3年)
「同校初の東京4強まで駆け上がった都立東大和南を最後尾から支えるキャプテン。185cmの長身を生かした高さの魅力もさることながら、厳しい局面で体を投げ出せる“根性”も兼ね備えたCB。一度取材を終えてから、再度戻ってきて話し直す時に残す言葉の“良い感じ感”にも定評があり、この半年で『みんなに支えられてここまで来れている』ことを痛感しているとのこと」

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