[選手権予選]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権予選注目の11傑」vol.4
ゲキサカ / 2016年10月22日 7時0分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権予選注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦展開中の第95回全国高校サッカー選手権予選の注目選手を大特集。「選手権予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権予選注目の11選手を紹介してもらいます。第4回は今年、リオ五輪を現地取材(陸上競技、バドミントン等)した他、Jリーグ、年代別日本代表からユース、少年サッカー、自衛隊サッカーまで広く、深く取材活動を続けるスポーツライター・平野貴也氏による11名です。
平野貴也氏:「予選がすでに佳境を迎えている都道府県があり、有力校が敗退しているところもあるので、10月17日時点で勝ち残っているチームを対象として、各都道府県1名を条件に11人を選出させていただきました。なお、プロ内定選手は、それぞれにメディアでもよく取り上げられているので、今回は対象外としました」
以下、平野氏が注目する11名
GK中島豊輝(佐賀東高)
「昨年の高校総体予選を経験後、海外のGKを参考に1対1などで積極的に『自分の間合い』に相手を引き込むスタイルを導入し、シュートストップを強化。今夏の全国高校総体は1回戦で敗退したが、度重なる決定機をことごとく止めて強烈な爪痕を残した」
DF真瀬拓海(市立船橋高)
「サイドチェンジを受けて、力感あふれる突破で相手守備網を破壊する、攻撃的SB。昨年の全国選手権、今年の全国総体ではおとなしいプレーで朝岡監督から大目玉を食らったが、期待の裏返しでもある。流麗なパスワークの中から毛色の違う破壊力を見せる」
DF森下基(岡山学芸館高)
「FW、MFでのプレー経験も持つ、総合力に優れたCB。今夏の全国高校総体では1回戦で敗退したが、小川智大との連係でU-19日本代表FW岩崎悠人(京都橘高)を苦しめ、大会直前に肉離れに見舞われた影響を感じさせないパフォーマンスを発揮した」
DF岡田勇斗(星稜高)
「2014年度の初優勝を含めて4年連続の全国4強という驚異的な成績を残している星稜の守備の要。夏の全国高校総体でも最終ラインで驚異的なカバーリングを見せるなど、チームのベースである堅守を体現していた。『また星稜が上位か』となるには、不可欠な存在だ」
DF天本翔太(静岡学園高)
「ストッパーとSBの要素を兼備するレフティー。対角に一発で飛ばせるキック、攻守両面で効果を挙げる空中戦の強さが魅力だ。全国高校総体の準々決勝では、痛恨の一発退場で敗退の一因となってしまっただけに、選手権で悔しさを晴らしてもらいたい」
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