PK戦でサウジ撃破!U-19日本代表が7回目のファイナル挑戦で悲願の初優勝!!
ゲキサカ / 2016年10月31日 3時7分
[10.30 AFC U-19選手権決勝 日本 0-0(PK5-3)サウジアラビア]
19歳以下のアジアナンバー1を争うAFC U-19選手権バーレーン2016は30日に決勝を行い、U-19日本代表は0-0で突入したPK戦の末、サウジアラビアに5-3で勝利。過去準優勝6回の日本は7回目となる決勝挑戦で初めて勝利し、悲願の初優勝を果たした。
2020年東京五輪を23歳以下で迎える97年生まれ以降の「東京五輪世代」がアジアの頂点に立った。日本は準決勝のベトナム戦から先発10名を入れ替え、U-20W杯出場を決めたタジキスタンとの準々決勝と同じ11名でスタート。4-4-2システムのGKは小島亨介(早稲田大)で4バックは右SB藤谷壮(神戸)、CB冨安健洋(福岡)、CB中山雄太(柏)、左SB舩木翔(C大阪U-18)。中盤は主将の坂井大将(大分)と市丸瑞希(G大阪)のダブルボランチで右MF堂安律(G大阪)、左MF三好康児(川崎F)。2トップはFW小川航基(磐田)とFW岩崎悠人(京都橘高)がコンビを組んだ。
日本は2分にいきなりピンチを迎えたが、決定的なシュートをGK小島が指先で触ってポストに救われると、7分には中山のロングフィードからPAで切り返した小川が右足を振り抜く。縦へ、縦へとボールを運んでくるサウジアラビアの攻撃を中山と冨安中心に跳ね返す日本。危険なシーンもつくられたが、ボールを失ったあとに坂井らが切り替え速く守備陣形を築く日本は、舩木がスライディングでスルーパスをカットしたほか、藤谷が狙いすましたインターセプトから一気に前線へ駆け上がるなど、飲み込まれることなく攻め返す。
藤谷と舩木が攻撃参加からクロスを入れ、岩崎、小川のスペースへの抜け出しや堂安のドリブル突破、三好の左足セットプレーなどでサウアジアビアゴールを目指した。29分には岩崎が右サイドを駆け上がり、折り返しを受けた小川を経由して市丸が右足シュート。44分には三好が左足FKでゴールを狙った。
後半も互いに攻め合うが、スコアは動かない。攻めきれずにボールを失うシーンが増えていた日本は15分、負傷した三好に代えてMF遠藤渓太(横浜FM)を投入。23分にはその遠藤がカットインから右足シュートを放つ。逆に25分にはサウジアラビアにショートカウンターを浴び、GK小島がかわされかけたものの、シュートはヒットせず、体勢を立て直した小島がキャッチした。
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