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高校サッカーで差をつける術に?インハイ全国3位の昌平がGPSを用いた戦術・フィジカルデータ取得、活用をテスト

ゲキサカ / 2016年11月1日 19時0分

高校サッカーで差をつける術に?インハイ全国3位の昌平がGPSを用いた戦術・フィジカルデータ取得、活用をテスト

 全国の強豪32校の1年生たちがトップレベルの戦いの中で切磋琢磨し、成長を目指す「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016」が9月17日から19日まで行われた。同大会では、GPSを用いて、サッカーやラグビーなど屋外チームスポーツの戦術・フィジカルデータを取得し現場で有効活用するためのシステム「Field Wiz-フィールドウィズ-」をテスト導入。全国高校総体で4強入りしている昌平高の選手たちがGPS受信器を着用して4試合を行い、10月中旬には同校の藤島崇之監督をはじめとしたコーチ陣に測定された情報やシステムの説明が実施された。

 「Field Wiz-フィールドウィズ-」ではピッチ上移動ゾーン(ヒートマップ)、ゾーン別の侵入回数と距離という戦略・戦術データと、時速18~20kmや時速20~25kmなどスピード帯域別走行距離、加速と減速の大きさ(m/s/s)と回数、心拍データによる代謝的負荷、スピード(最大および平均)というフィジカルデータを取得することができる。「Field Wiz-フィールドウィズ-」を取り扱っているS&Cスポーツ科学計測テクノロジーの代表であり、龍谷大学スポーツサイエンスコースの長谷川裕教授が測定されたデータについて説明。誰が最も走ったか、誰がどのくらいの加速、減速を繰り返していたか、時速24km以上のスプリント回数が多かったのは誰かなどを測定値で示した。中には「ヨーロッパのプロ選手並み」(長谷川教授)というスプリントでの最高速度時速30kmを越えた選手もいたという。

 測定値から個人、個人にどのようなトレーニングをすべきかアドバイスすることも可能。「例えばある選手が素走りで時速30kmで走れていたとします。でも、ゲームで活かせていないとしたら、どこに問題があるのか。出せていると思い込んでいるのと、出せていないと思うのとでは隔たりがありますから。『後半、これだけ足が止まっているよ。どれくらい止まっているかと言ったら前半はこの5分、次の5分にこれだけ走れているのに、(数値によると)後半の最後の方は半分も走れていないじゃないか』と。後半に半分走れていないのか、それとも8割走れているのかによって持久力のレベルも違ってきます。測定によって(個人のフィジカルデータが)数字になってくる。ですから、人と比較してはっきり言えることが説得力や選手のモチベーションになってきます」(長谷川教授)

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