1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関東]昨季王者・早稲田大、12年ぶりの2部降格決定…2-0から桐蔭横浜大に3失点敗戦

ゲキサカ / 2016年11月5日 21時43分

早稲田大の2部降格が決まった

[11.5 関東大学リーグ第21節 桐蔭横浜大3-2早稲田大 BMWス]

 関東大学リーグ第21節が5日に各地で行われた。残留争いの大一番。降格圏の11位に沈む早稲田大は残留圏の10位・桐蔭横浜大に2-3の逆転負けを喫し、2部降格が決まった。前半に2点を奪ったものの、後半に3失点しての敗戦。泥沼の7連敗で12年ぶりの降格となってしまった。

 苦境に立たされている昨季王者の早稲田大。現在は6連敗中で7試合勝ちのない状況。ここ3試合連続で降格圏の11位に沈んでいる。この日の対戦相手は、勝ち点2差の10位・桐蔭横浜大。今季2試合を残した状況で残留争いの大一番を迎えた。 

 10月末に行われていたAFC U-19選手権でアジア制覇したU-19日本代表の守護神・小島亨介(2年=名古屋U18)はこれまで通りにメンバー外。今季開幕からゴールマウスを守るGK後藤雅明(4年=國學院久我山高)が先発し、第2GKとしては岸浪卓志(4年=早稲田実高)がベンチ入りした。また10番を背負うFW山内寛史(4年=國學院久我山高)は累積警告による出場停止だった。

 負ければ降格の決まる早稲田が先にチャンスを迎える。前半4分、右サイドから持ち込んだMF相馬勇紀(2年=三菱養和SCユース)がシュートを放つ。GK田中雄大(3年=青森山田高)が前へ弾いたボールをMF秋山陽介(3年=流通経済大柏高)が拾い、詰めたDF新井純平(4年=浦和ユース)がシュートを打つも、ゴール前のDF眞鍋旭輝(1年=大津高)に弾かれた。

 対する桐蔭横浜大は、中盤でボールを失うシーンが目立ち、バイタルエリアまで入れない。MF今関耕平(4年=千葉U-18)が相手2枚をかわし、ドリブルで持ち込む場面もあったがシュートは打てなかった。GK田中のミスも続き、攻撃のスイッチを入れられず。時間は過ぎていった。

 すると前半31分に試合は動く。中央でボールキープしたMF鈴木裕也(3年=武南高)が右サイドへパス。受けたMF相馬勇紀(2年=三菱養和SCユース)がドリブルで仕掛け、マイナス気味にクロス。ゴール前正面の小林がシュートを決めた。1-0と早稲田大が先制に成功した。

 勢いに乗った早稲田大は前半39分に追加点。小林のパスを受けたFW中山雄希(4年=大宮ユース)がPA手前から圧巻のシュートを突き刺し、2-0と差を広げる。前半をそのまま折り返した。

 今季序盤戦では三度も首位に立ち、夏の総理大臣杯では全国4強入りも果たした桐蔭横浜大。しかし後期リーグでは6戦勝ちなし(2分4敗)となり、ずるずると順位を下げてしまった。第17節で降格圏の11位へ転落後、なんとか直近3試合では1勝2分と負けておらず、10位をキープ。この日の早稲田大戦で勝利すれば、残留は決まる。しかし早々と2失点。苦しい展開となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください