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[関東]昨季王者・早稲田大、12年ぶりの2部降格決定…2-0から桐蔭横浜大に3失点敗戦

ゲキサカ / 2016年11月5日 21時43分

 それでも後半開始13分間で一気に2点を奪い、試合を振り出しに戻した。まずは後半2分、右サイドから仕掛けた今関のシュートはGK後藤に弾かれたが、ゴール前左へこぼれたボールに詰めたのはルーキーMF杉山雄太(1年=札幌U-18)。ボールを押し込み、ネットを揺らした。1-2に詰め寄る。

 さらに後半13分、FW鈴木国友(3年=相洋高)の左クロスから今関がヘディングシュート。今関が2得点に絡む活躍をみせ、一気に2-2と試合を振り出しに戻した。攻勢を強める桐蔭横浜大はクロスを入れてはチャンスメイク。早稲田大を押し込んでいく。

 後半16分、桐蔭横浜大はMF佐々木俊輝(4年=厚木北高)に代わり、DF池田壮磨(3年=前橋育英高)を投入した。するとこの采配が的中。後半23分、池田を起点にMF浅沼大和(3年=清水ユース)の右クロスから鈴木がゴールネットを揺らす。0-2のビハインドを跳ね除け、3-2と逆転することに成功した。

 早稲田大は同21分に鈴木に代えて、MF今来俊介(3年=桐光学園高)。同29分には中山に代わり、FW武颯(3年=横浜FMユース)を投入する。なんとか流れを変えるべく、交代カードを切った。その後は前線で武が身体を張り、ゴールを狙うも相手守備も粘りをみせ、追加点は奪えない。

 後半41分に早稲田大はMF平澤俊輔(4年=JFAアカデミー福島U18)に代わり、MF石川大貴(3年=名古屋U18)を投入。同42分に桐蔭横浜大はFW浅川隼人(3年=八千代高)に代えて、FW菅原圭介(2年=ふじみ野高)を入れる。

 負ければ降格の早稲田大。ベンチの仲間が総立ちで声を枯らし、スタンドは応援歌を止めることなく歌い続ける。3分間のアディショナルタイムで相手PA内で粘るシーンもあったが、3点目は遠く。桐蔭横浜大が0-2から3-2の逆転勝利を飾った。

 この結果により、今季1試合を残して、10位以上と勝ち点5差に開いたため、早稲田大の2部降格が決定。2部優勝した2005シーズン以来となる2部行きが決まってしまった。勝ち点25に伸ばした桐蔭横浜大は、あす行われる試合で勝ち点20の国士舘大が引き分け以下だった場合に、1部残留が決まる。

(取材・文 片岡涼)

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