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[選手権予選]夏の悔しすぎる敗戦が糧に、全国連覇目指す東福岡が圧巻の6-0V!:福岡

ゲキサカ / 2016年11月14日 7時38分

6-0と強さを示すスコアで全国出場を決めた東福岡高イレブン

[11.13 全国高校選手権福岡県予選 東福岡高 6-0 九州国際大付高 博多の森陸上競技場]

 第95回全国高校サッカー選手権福岡県予選決勝が13日、福岡市の博多の森陸上競技場で行われ、昨年度日本一の東福岡高と九州国際大付高が対戦。東福岡がFW藤井一輝(3年)の先制ゴールなどによって6-0で勝ち、4年連続18回目となる全国大会出場を決めた。
 
 夏の苦杯から選手権でのリベンジ、全国連覇を目指す東福岡が難敵・九国大付を圧倒した。失点の危機は幾度かあったものの、新人戦決勝、総体予選決勝でいずれも1点差勝利だった相手を6-0でねじ伏せてのインパクトある勝利。森重潤也監督も「結果も素晴らしいと思いますし、相手のリスタートで1点はやられるかなという覚悟の上で、2点取れればいいかなと思っていましたので、そういう中で選手たちがよく頑張ってくれたと思います」と語る勝利で福岡予選を突破した。

 磐田内定の10番MF藤川虎太朗(3年、日本高校選抜)がベンチスタートだったものの、G大阪内定MF高江麗央(3年)や鹿島内定SB小田逸稀(3年)、日本高校選抜MF鍬先祐弥(3年)といった実力者や、「ポジション争いが2人(藤川、高江)ともプロなんでキツイですね。(アピールするために)目に見える得点とか、運動量が持ち味なんで頑張る所を意識しています」という成長株のMF田尻京太郎(3年)らが先発した東福岡は試合の経過とともに徐々にセカンドボールを拾う回数を増やし、左サイド中心の攻撃から相手を攻め立てていく。

 九国大付は185cmMF川口祐輝(2年)を最終ライン中央に近い位置に配置し、5バックのような形でまずは守りを固めて東福岡を迎え撃ったが、東福岡は森重監督が「落ち着いてやっていた」と頷いていたように、攻め急ぐことなく、高江や鍬先が大きな展開を交えてボールをワイドへ運び、そこからの崩しで相手にプレッシャーをかけていった。ワンツーや3人の連係で局面を破り、PA付近では高江やMF福田湧矢(2年)、小田の仕掛けなどで九国大付の堅守をこじ開けようとする。一方、九国大付も1トップの強力FW今田源紀(3年)へボールを集め、そのこぼれ球を拾った際はクロスやシュートで終えていた。13分にはMF新竹皓太(3年)のインターセプトから今田が縦へ持ち込み、最後はFW手島貫太(3年)が左足で狙うが、これは東福岡のCB児玉慎太郎主将(3年)がブロック。「やれる」手応えを掴んで戦っていた九国大付だが、先にリードを許してしまう。15分、東福岡は敵陣で失ったボールを奪い返した鍬先が縦へ運んでからスルーパス。上手くランニングコースを確保した藤井が抜け出して右足で先制ゴールをねじ込んだ。

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