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日本vsサウジアラビア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年11月14日 18時13分

サウジアラビア戦を翌日に控え、記者会見に出席するバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表は14日、試合会場の埼玉スタジアムで公式練習を行い、15日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦に向けて最終調整した。練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席した。

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「この試合に関しては、そんなに多くの考え方は必要ない。勝つためにすべてをやる。簡単な仕事でないのは分かっている。しかし、そのためにトレーニングを積んできた。ここ数年、サウジアラビアはフィジカル面、戦術面でかなり伸びてきている。個人のクオリティーも持っている。それを我々がコントロールしないといけない。しっかりハードワークして戦わないといけない。強い気持ち、集中力、無駄なファウルをしない。向こうはフットボールインテリジェンスを使ってファウルを誘ってくる。ここ数年、日本ができていないフットボールインテリジェンスを彼らは持っている。ディテールに関しては多くを語ってきたので、そこには入らないが、プレッシャーにも罠にも引っかからないようにしないといけない。このグループはしっかり集中している。難しい試合だということも認識している。勝つクオリティーを我々は持っている」

―オマーン戦からさまざまな取捨選択をしてきたと思うが、その手応えは?
「この合宿でかなりのトレーニングを積んできた。グラウンド外も含めてだ。サウジアラビアはグラウンド上の時間をたくさん持っている。その特権を我々も欲しいが、オマーン戦でたくさんの情報を得られた。戦術トレーニングの間にも得られた。先発11人にだれを使うか、かなり考えた。この試合は本当に重要で、プレッシャーもある。より良いチームを選ぼうと思っている。だれを選ぶかという質問をみなさんしたいと思うが、日本の長所は組織だ。組織プレーをベースにしている。個人で試合に勝つわけではない。ただ、経験、自信も必要になる。明日、チームを選んだ段階でみなさんに見せられたらと思う。11人でスタートして、あとから3人が入る。全員が最大限やってくれると思う。何人かはもっとパフォーマンスを上げてほしいが、現状できることをするに尽きる。メンタルも重要だ。私が強調したいのは『ここは我々の庭だ』『アグレッシブさを見せないといけない』ということだ」

―サウジアラビアの印象は?(海外メディアの質問)
「今は全世界どこでも相手をしっかり分析している。サウジアラビアの試合は10試合以上見た。だれが先発で出るか、だれが途中出場するかもすべて把握している。数日前はサウジアラビアの国内リーグのダービーも見た。そのクラブのほとんどの選手がA代表でプレーしている。サウジアラビアはフィジカルも戦術も伸びている。そして、常にオフェンス面でかなり良いタレントをそろえている。彼らに戦術を教え込み、フィジカルも上げていっている印象だ。それは現代フットボールが求めていることでもある。サウジアラビアというチームは3、4人がものすごい能力を持っている。彼らの攻撃的なプレーをしっかりコントロールしていかないといけない」

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