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日本vsサウジアラビア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年11月14日 18時13分

―右足首痛でオマーン戦を欠場した香川と、試合後に「リズムが足りない」と話していた本田の今の状態は? 2人と個人的に話はしたか?
「決断はいろいろとしないといけない。インフォメーションはダイレクトにやってきた。何人かの選手はプレー回数を増やしてほしいと何度も言ってきた。いつもプレーしていないと、彼らもロボットではないからトップパフォーマンスにならない。ケガもあって、トレーニングしながら治療してきた。ディスカッションもしてきた。チームは11人の先発だけで決まるわけではない。サウジアラビアの場合、毎試合、最後に勝つ。それは交代で入ってくる選手のおかげで、彼らが違いを生んでいる。我々には25人の選手がいて、先発はより良いチームを選ぶ。ただ、交代で入る選手もリザーブというわけではない。ジョーカー、戦術的なチョイスだ。より良い形で試合を終えるためのチョイスだ。ただ、トップパフォーマンスでない選手もいるし、何人かの選手はプレー回数を増やした状態で代表に来ることが大事。それは変わらない」

―「ここは庭」という話があったが、ここまでの4試合を見ると、ホームのほうが硬さがあるが?
「オマーン戦では何人かトライした。もっとトライしたかったが、我々が知りたいことをトライした。経験、自信。それはすぐに学べるわけではない。27歳、28歳、それ以上の年齢であっても、この年代で代表デビューする選手に自信や経験が足りないのはよく分かる。一つのチームを形成する際、この半年間はかなりの困難があった。80%が海外組で、彼らの多くが継続的に試合に出られていない。海外組が向こうでしっかりプレーしていれば、A代表のパフォーマンスも上がる。8人、9人の出ていない選手を入れ替えることもできるが、私はそれは不可能と言いたい。可能であれば、カッコ付きで『若い選手』と呼ぶが、彼らをプレーさせてみたいと思う。その若い選手がより自信を持って、カッコ付きの『経験ある選手』にプレッシャーをかけてほしい。そうすれば競争が生まれる。それは私次第ではなく、若い選手次第であり、国内組次第でもある。それを管理するのが難しい時期だった。今年最後の試合がやってくるが、選手には“W杯に行きたい”という強い気持ちが見える。何人かの選手にとっては今回が最後の最終予選になるだろう。成功でA代表を終えたいと思っているはずだ。明日は重要な試合、最終予選突破につながる試合。強い気持ちで勝利をつかみに行く必要がある。相手は簡単には与えてくれない。彼らも自信を持っている。オマーン戦とは別のテストがやってくる。成長するためのテスト。苦痛を伴いながら」

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